第1回 「何を」から「どのように」へ ~生活者視点によるコンテンツ消費の検討~(1):誰がキラーコンテンツを“殺して”いるのか? はじめに 新しい情報環境が普及しつつある。本格普及のフェーズが見えてくるに伴い、「新しい情報環境を駆使して、生活者はどのような情報行動をするのか」という問題が~技術者の夢物語ではなく~非常に現実的なレベルで問われるようになる。 このとき浮上するのが「コンテンツ」だ。幾度となく繰り返される議論だが、「生活者はインフラを求めているのではない。インフラは手段であって、あくまでコンテンツを求めているのだ」というわけだ。 そうだとすれば、いったいコンテンツの何が生活者の欲望を刺激するのだろうか? この点を突き詰めていくと~「コンテンツ」という言葉の意味からすれば少々逆説的なのだが~「どんなコンテンツがウケルのか」(『何を』の問題系)といったようなコンテンツの中身や質を気に
![第1回 「何を」から「どのように」へ<BR>~生活者視点によるコンテンツ消費の検討~(1)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)