3月15日(日)、予告されていたとおりブラジルの複数の都市で、ジウマ大統領と政府の汚職に抗議を行う大規模デモが行われた。デモは17州と連邦直轄区ではじまったが、最終的には全州で行われた。現地メディア(「エスタダォン」、「G1」、「オ・グローボ」)が伝えた。 ブラジル各地でデモがはじまったのは15日の午前中から。snsでの呼びかけに応じた人々が続々と街に繰り出した。 サンパウロ市では、デモが始まったばかりの頃はサンパウロ美術館前には約9000人の参加者が数えられていた。やがてパウリスタ大通りが人々で埋め尽くされる大規模なデモとなり、9台のサウンドシステムを乗せた大型車が繰り出した。軍警察によるとこのエリアのデモの参加者は午後3時40分近くには約100万人にも膨れ上がっていたという。これは国内最大の規模とのこと。 軍警察は午後2時40分の時点ではデモの参加者は約24万人とアナウンスしていたが、