注目スタートアップのビジネスモデルを分かりやすく紹介。オリィ研究所は生命の頭部をかたどったコミュニケーションロボット「OriHime」を開発している。ロボットを相手のそばに置いておくことであたかも自分がそこにいるかのように会話できる、スマートフォンの再発明を狙う。 オリィ研究所「OriHime」。ロボットだが、話すのも動かすのも人間だ 写真:オリィ研究所 「解決したいのは孤独というストレスだ」 そう話すのはロボットベンチャー・オリィ研究所の吉藤健太朗代表。中学2年生までの3年間、ストレスと療養のため不登校になった経験がある。会話の少なさ、寂しさからうつ状態になり、まともに日本語をしゃべれなくなったことさえあった。 孤独がどれだけ人を追い込むか、その恐怖を知った吉藤代表は「オリヒメ」(OriHime)を開発した。カメラ、スピーカー、マイクを内蔵したコミュニケーションロボット、つまり生命の頭部
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