7回目の本連載は、コネクテッド・ハードウェアを手がけるCerevoの岩佐琢磨氏にお話をうかがいました。今回は新規事業開発プランナーであり、neurowearプロジェクトで脳波で動くネコミミ「necomimi」を開発した加賀谷友典氏とともに、ハードウェア系のスタートアップ企業が人を惹き付けるプロダクトを製作する考え方、Cerevoが掲げるコネクテッド・ハードウェアのあり方、グローバルにビジネスを展開する方法などを2回にわたってご紹介します。ハードウェアを世界中で販売して行くための仕組みや、世の中の流れが大きく変わってきたことなどを、岩佐氏自身の経験の中から話していただきます。 世界中にモノを見せて決済し、流通させる仕組みが簡単になってきている 中嶋:Cerevoは2015 International CES(世界最大の国際家電ショー)で、センサー搭載スノーボード・バインディング「SNOW-1