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2007年2月23日のブックマーク (5件)

  • 第60回 東京発の道州制論議は無効!-- EU創設の発想に学ぶ

    道州制の論議が盛んだ。どういう機能を国から道州に移すか、地域割りはどうするのかといった議論も始まった。筆者も道州制には賛成だ。だが、政府、自民党、財界が用意する論点と方法論には異論がある。やる気は認めるがあれではホンモノの道州制は実現しない。万一実現しても単なる都道府県合併に終わるだろう。今回は関西を題材に「正しい道州制問題の解き方」を考えたい。 ■関西EU説--大阪ドイツ、京都はフランス、神戸は英国? 道州制を最も切実に必要する地域はどこか。東京でも北海道でもない。関西である。関西は豊かな資産・文化・人材を抱えながら急速に衰退しつつある。筆者は大阪出身だ。地域の自立意識の強い土地柄で幼い頃から「僕らは大阪人。百歩譲って関西人。一番最後に日人」と刷り込まれた。成人後は東京・ワシントンなどで暮らしこれまで世界88カ国を旅した。その体験に基づき、筆者は最近「関西EU説」を唱えている。 関西

    第60回 東京発の道州制論議は無効!-- EU創設の発想に学ぶ
  • ダメシステムとその甦生に関わる人々(12)ベンダーは中長期のパートナーを目指せ

    レイムダック化(弱体化)したシステムの甦生に関わる人々として,前回からシステム・インテグレータ(以下,ベンダー)を取り上げている。 前回は実例を示しながら,IT導入をユーザーがベンダーに丸投げした場合,その未熟なユーザーだけでなく,丸投げを無批判に受け入れたベンダー自身もそれ以上に責めを負うべきであると指摘した。何故なら,未熟なユーザーを啓蒙するのもベンダーの仕事だからである。ベンダーのシステム責任については,多くの調査結果や実務者から寄せられた意見にも不満が示されている。システムを「納品しておしまい」では,ベンダーは責任を果たしたことにならない。 さて,ベンダーがシステムに対する責任を果たし,誰も見向きしなくなったシステムを甦生させるにはどのように関与すべきか。まず,システムが見捨てられた原因を考えることから始めよう。 各種調査にあるベンダーに対するユーザーの不満が,結果的にシステムをダ

    ダメシステムとその甦生に関わる人々(12)ベンダーは中長期のパートナーを目指せ
  • Symbian OS開発の勘所 - Moving to Symbian OS 第2回 カーネルに見るSymbian OSのデザインポリシー(1/3) − @IT

    世界各国でAI関連規制の整備が進む中で、AIシステムの開発に求められるのが「検証(Verification)」と「妥当性確認(Validation)」から成る「V&Vプロセス」である。特に、自動車や航空宇宙の分野を中心に高い安全性や高い信頼性が重視されるセーフティクリティカルなシステムにAIを導入する際に重要な役割を果たすとみられている。

  • bpspecial ITマネジメント

  • 新人研修で人気のあるプログラム言語

    私の勤務先グローバルナレッジネットワークは,主としてITエンジニア向けのトレーニングを提供する会社である。この季節は,各社の新人研修の打ち合わせで忙しい。 「NEW TRAIN」 と呼ばれる新人研修パッケージは,ビジネスマナーから始まり,コンピュータとネットワークの基礎,プログラム言語,システム設計構築,そして成果発表などが含まれる。通常の教育コースが1日から5日なのに対して,NEW TRAINは数週間以上続くことも多い。講師にとってはハードだが,やりがいのある仕事だ。 NEW TRAINのパッケージはカスタマイズ可能であり,顧客の要求に従ってカリキュラムを組む。プログラム言語の代わりに,運用管理が入ることもあるし,営業色が強まることもある。ただし,主力は昔も今もプログラマ向け教育である。 NEW TRAINで採用される言語には流行がある。かつて,グローバルナレッジネットワークが日DEC

    新人研修で人気のあるプログラム言語