ブックマーク / tobofu.hatenadiary.org (9)

  • 旧来の「アニメファン」と現在の「アニオタ」の齟齬についての個人的試論(あるいはアニメ感想問題2013。←何度目だよ(笑)) - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    一昔前にあった世代差の問題ではなく、最近感じるようになった、もっとロングスパンでの思うこと。 前置き。各話感想はほぼツイートで済むとして、余程の物でもない限りブログで書くことも滅多になくなってきたんだが、その代わり、自分の長い経験から感じるんだけど、昔からよく言われる忙しい日常で大量のアニメをいかにして消化するか、生活とアニメ視聴の、上手いバランスの取り方はないものか問題に関心が移ってきた。それは比較的以前からそうなんだけど、リアリティの基準の捻れの問題と主に二立てで関心があったテーマ。で、リアリティの基準の問題は、自分は素人だし、プロのアニメ研究家(評論家ではなく)に任せるとして諦めた。 で、残るは生活とアニメ視聴のバランスだと思うのだが、7月新番はまた数が増えるみたいだし、ある程度スタッフには申し訳ないが、物理的限界や体力の衰えの問題により絞らざるを得なくなる。 そこでふと思ったの

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  • 40代後半のアニメとの付き合い方 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    前回定点観測を書いたばかりだが、書きながら同時にこれからのアニメ視聴について漠然と考えていたので、アニメ話限定でプライベートな話は書くつもりはなかったのだが、関連はないわけではないので、あえて書こうと思う、自分のための覚え書きの意味もある。 「日常生活とアニメ」という点では、若い人や同じ40代後半の人間にとってであっても、そんなに困らない人もいるだろうが、仕事をしてる人間には視聴時間の確保で多少苦労していると思う。 自分の場合はアニメの数の多さはすでに割り切っているので、そんなに問題ない。仕事が忙しくなれば一日単位でのアニメ視聴の数は減るだろうが、後回しにすればほぼ問題ない。リアルタイム視聴するアニメと、後回しにしたアニメはレンタル、ネット配信で遅れて視聴。ただし、老齢の親(母親)と同居しているので、親専用のTV+最近導入したBDレコーダーで、あまり容量を占領しても申し訳ないので、ネッ

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  • 自己確認のための創作活動 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    ええっとまず最初に、近況と言いつつ、自分語り全開で以下書いていくので、興味のない人はスルーしてくださいという、但し書きをした上で題。 2月頃だったか、公開範囲は友人のみでmixiで「創作系に戻ります」と宣言(というほどのものではないんですが。ちなみに、ネットでアニメ感想サイトを始めるまでは創作系の同人マンガ描きだったのです)して、この場合の「創作」は創作マンガなんですが、2月から5月の中頃までに、一マンガを描きました。続いて今度はその続編として、初めて小説らしきものも書きました。 「トボフアンカル・ミニ・ワークス(T:M:W)」 http://tmw405.blog14.fc2.com/ これが個人的には久々のストレス発散にはなってそれはそれでよかったわけですが、初めから他人に読ませることを想定してないので、受けは悪いだろうということは客観的には分かっていました。世間の流行と、自分のや

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  • アニメ定点観測2009 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    いわゆる今年のアニメを振り返る的なものを考えてみるわけだけれども、個々の作品をちゃんとチェックしていれば、それなりに細かく書けるのだろうが、まともに観てなかったりするので、かなり大雑把なことしか言えない。 しかし、大雑把でも言える変化はあった。 今年の前半と後半でのアニメ状況の印象が、大きく違った。それは誰しもが思うであろう、夏以降の小規模公開の劇場版アニメの数の増加による。しかもその傾向は来年まで続くらしい。 個人的には、この後半からの変化で、前半で比較的話題になったり騒がれたもの、たとえば「とらドラ!」なり、「バーディー」二期の作画崩壊騒ぎなり、「けいおん!」から始まる部活ものの流行だったり、それらすべての印象が弱くなった。 逆に強くなった印象は大雑把に「テレビから劇場へ」ということだろうか。しかし、かつてのように、劇場版だからテレビよりクオリティが高い、付加価値があるというよりは、

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  • 「コメットさん☆」と「鎌倉」 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    「コメットさん☆」の舞台が鎌倉である理由。あるいはコメットさんが何故「鎌倉」に来たのか、その理由。 放映後に刊行されたムック、「メモワール・ド・エトワール」の神戸守(監督)×おけやあきら(シリーズ構成・脚/故・桶谷顕)対談で一つの「解釈」として語られている。 神戸:最終的に鎌倉を舞台に据えたのは、自分としては日的な雰囲気を出したかったからなんですよ。 おけや:鎌倉を舞台にするのなら、当は神社・仏閣といった歴史に関する建物をキチンと描かなくてはいけないんです。でも、そうすると作品を海外に輸出できなくなってしまうので、却下されてしまったんです。当はそういう歴史的な建物を、第1話では全面に出すつもりだったんですよ。 おけや:実は僕は鎌倉を舞台にすると聞いた時、猛反対したんです。僕が鎌倉の出身なので思い入れが強過ぎるということもあるのですが、他にも理由があるんです。実は鎌倉は“霊魂の街”と

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  • 情をうつさないような関係にしておくこと - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    「空気」と「世間」/鴻上尚史 (講談社現代新書)読了。「空気」と「世間」 (講談社現代新書) 講談社 2009-07-17 売り上げランキング : 2235 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 不安ゆえに、ひとつの共同体にしがみつけば、それは「世間」となります。しがみつこうとする自分を叱るのではなく、不安ゆえに、たったひとつの共同体=「世間」を必死で信じようと不毛な努力をするのでもなく、不安だからこそ、複数の共同体に所属して、自分の不安を軽くするのです。それは、相対化された「世間」と呼んでもいいし、「社会」とつながっている「世間」とも言えるのです。 (中略) 複数の共同体なら、自然とゆるやかな所属になるだろうと思います。たったひとつしかないからこそ、気がつくと「差別的で排他的」な関係が生まれるのです。 (中略) たった一つの「共同体」に対して頼っているだけだったり

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  • けいおん!13話 番外編 「冬の日!」 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    おっさんとしてはキャラに感情移入出来ないんで感想書けないかなあ、とか思ってたんですが、意外に前回の12話の「最終回」よりも今回の方が当の最終回らしかったのが良かったですね。 キャラの関係性については、他のブログ等で考察されているほどよく観てはいなかったんです。キャラと自分との距離感みたいなもので言うと、唯たちはほとんど孫娘的な位置に近くて(ちなみにさわ子先生くらいでようやく娘的な位置ですよ!(笑))、あの連中がキャーキャー騒いでるのを、うるせーな、少しは楽器の練習しろよ!みたいなツッコミするとか、それくらいの楽しみは観ていてありました。 かつて、「うる星やつら オンリー・ユー」を見た伊丹十三が、「甘い甘いお菓子みたいな映画」と言って、これを金子修介を介して聞いた押井は猛烈に怒ったって話があったけれど、けいおんに対する自分の立ち位置って、この話の伊丹十三とほぼ同じだな、と感じてしまって、否

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  • 「アニメ感想」の困難(←何度目だ) - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    不定期とか言いながら毎日更新してるぞ。なんてことだ。GWですからね、ヒマなんです。それに思いついた時に書いとかないと、いつまた間があくか分からないので書けるときに書いておきましょう。 さて、 設問;アニメ感想はなぜ批評に近くなるのか - カオスの縁――無節操備忘録 解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか ブコメで書ききれなかったこともあって改めてここで書きますが、アニメ感想がなぜ批評に近くなるのか、はたしてアニメ批評が感想に近くなるのか、まず一応言っときますがいわゆる「アニメ批評」には興味はありません。興味があるのは(というかそうならざるを得ないのですが)、「感想」の方です。個人的には(もうはっきり言いますが)「アニメをダシにした自分語り」以外興味ないし、それしか出来ません。それを、出来うるならば、ただの自己満足(「表出」)ではなくて、他人が読んでも面白いものになっ

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  • 個人的今期アニメ感想中間報告かつ視聴状況など - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    個人的に、以前のようにアニメ視聴限定の生活ではなくなってきて(いや元々アニメのみだったわけではないのですが)、マンガや小説ゲームなど、他ネット上のコンテンツなどにいかに可処分時間を振り分けるか、どう優先順位を振り分けるか、が問題になりつつあるわけですが、例えば、コンテンツの供給過剰、その消費速度の加速と、可処分時間との関係について考えてみても面白いとは思うのですが、とても一般論としては語れないので、自分の生活についてちょろっと触れてみましょうか。 たぶん、ユーチューブ、ニコ動あたりが出てきてからだと思いますが、30分まではいいとして、2時間過ぎた映画なり、アニメなどはそのままぶっ続けては観れなくなりました。それから、以前観たアニメシリーズの再視聴とかも出来なくなりましたね。あまり乗り気にならなくなりました。ただ、同じ2時間弱のネットラジオ等は普通の地上波ラジオと同じでながらで聴けますから

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