文鮮明氏と韓鶴子氏が写っているパンフレットこの記事の写真をすべて見る 安倍晋三元首相の銃撃事件から1年が過ぎた。この事件をきっかけに、霊感商法や高額献金などの問題が再認識された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。新型コロナウイルスの感染拡大の時期には、“資金集め”が思うようにいかなくなっていたという。そのときは信者から「コロナ給付金」を集めていたといい、その後はロシアのウクライナ侵攻の際にも献金の求めがあったという。元信者がその時の様子を語った。 【資料】旧統一教会から送られてきた案内はこちら 「新型コロナウイルスの感染拡大で、旧統一教会のカネ集めは一瞬、おとなしくなりました」 こう話すのは、安倍元首相の事件後に旧統一教会から脱会したという関東地方在住のAさん。 「旧統一教会は毎日のように信者を集めては恐怖をあおってカネを集める。コロナ禍でそれができなくなったんです。ほっとしていたら、特別