最近「性欲の科学」っていう本を読んだんですよ。これは、その昔Dogpileという検索エンジンが公開したユーザの検索クエリーの膨大なデータベース(後にバッシングされ公開を終了)を元に、人間の性に対する欲望をデータマイニングによって大まじめに分析する超おもしろ本なんですけど、これを読んで、なるほど検索クエリーって人の欲望そのものだよな、と思ったんですね。 で、今日本ではGooのサーチストリームみたいなのはあっても、まとまった検索クエリーの記録ってのはざっと見たところ見つからなかったんでGoogleのオートコンプリート機能をつかって断片的な欲望の情報が知れないだろうかと思った。 Googleの検索窓には、文字を入力すると途中まで入力した段階で、想定検索候補を表示してくれるオートコンプリートという機能があって、これらの予測候補はGoogleの検索キーワードの人気度などによって抽出されているらしい。