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  • THE BRADY BLOG:五輪開会式はUKカルチャーの優れた宣伝だったと思うか?

    というユーザー投票をガーディアン紙電子版が行っている。 今のところYesが81%でNoが19%になっている。 週明け、月曜日のわが職場なども、保育士やペアレンツたちの会話はほぼ全てロンドン五輪開会式に関するものであった。 海外でウケているという007&女王の絡みは、英国人にも大ウケしている。 「ダイアナが亡くなる前の女王なら、絶対にあんな、ちゃらけたことはしたことはしなかった。あの人も、いろいろあって変わったのよ。王室のPR戦略を、子や孫たちのために実行しているのね」 というのは、ランチタイムにスタッフ休憩室で熱弁をふるっていた、わが保育園のマネージャー代理の言葉。 職場でたった一人の非英国人。 という立場で働いたことのある人ならご存知だろうが、こうした一大イベントがある度に、英国人というのは多大なる熱意を持って外国人に王室のことや何かを教えようとする。 性格的に教え好きなのか、文句ばっか

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    mats3003 2012/08/03
    たとえば、東京がオリンピックをやって「世界のキタノ」が開会式の総合演出をやったとしたら、こういう発想になるのかなあと思った。なんとなく、ならない気がする。
  • THE BRADY BLOG:日本人の礼儀の礼。を考察する

    タイガー・マム。っちゅうのが、一時期、英米では流行語になった。 何なのかをつらつら書くより、リンクを貼る。 http://globe.asahi.com/bestseller/110403/01_01.html で、今度は、イーグル・ダッド。を自称する中国人が出てきて、英国でも大変な話題になった。(日にも、はだか教育とかあったよな) これもいったい何なのかをつらつら書いている時間はないので、リンクを貼る。 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2856728/8432742 で、長く来てくださっている方ならピンと来たかもしれないが、わたしが再びずっと考えているのが「愛着理論」の礼子のことである。 あの書き物で、彼女を礼子という名にしたのは、他でもない、礼儀の礼。からであった。 んなもなあ、はなから英国には存在しやしねえ「礼」である。

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    mats3003 2012/03/30
    非常に面白い考察。
  • THE BRADY BLOG:A CASE OF SANITY

    数週間前に別所でこんなの書いた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000009-mvwalk-movi この国では、サッチャーの認知症は、長い年月、みんな知ってたけど具体的に報道する人がおらず、まるで日皇室報道を髣髴とさせる不可思議なヴェールに包まれていた。しかし、かつてジョン・ライドンが出演したITVのB級セレブ・ジャングル番組に出演したこともあるキャロル・サッチャーが、母の認知症を文章にして世に知らしめたことで「やっぱりねー」みたいな確認感(衝撃というより、コンファメーションだったよな。一般的には)が国民の間に広まったのであった。 個人的には、あれは90年代の終わりごろだったか。 英国航空が、機体を現代アート文様にして大胆なイメチェンを図ったことがあり、飛行機の尾っぽの部分からユニオンジャックが消えたという大胆な一時的変化(

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    mats3003 2011/12/22
    前半も非常に興味深い話なんだが、最後の段落にある「しょっちゅうジャパーンやブラジルなどに皿を回しに行ってる売れっ子DJ」って、ちょっとマテ!!! それってまさかノーマンクック大先生!?
  • THE BRADY BLOG:暴動の後で小出しにしてみる「愛着理論」

    第四章 独奏 母親失格 「あなた、日の方ですか? ああやっぱり・・・。そういう風に人前で子供を叱るのはやめたほうがいいですよ。この国では、子供は叱っちゃいけないから。駄目、とか、ノー、とか言っちゃ駄目みたい。叩くなんてもってのほか。子供から蹴られても叩かれても我慢しないと、親が手をあげるとポリスが来ちゃう。実際、私なんかそれで子供を取られちゃいました。躾は虐待だって言われて。勉強しなさいっていうのも駄目。勉強しないときちんとした仕事につけませんよ、と言うのも駄目。成功を強いることで子供を精神的に虐待する親、職業で人間を差別する親だって、鑑定書に書かれてました。子供は二人いますよ。で、どっちも取られました。信じられないですか? そういうことをする国なんですよ、ここは。 どうも、そういう政策みたいなんですよね。役所が取りあげなきゃいけない子供の数のノルマがあるみたいで。トニー・ブレアが首相で

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    mats3003 2011/08/17
    ラストが皮肉すぎる。
  • THE BRADY BLOG:暴動理論

    ロンドン暴動を美化してはいけない。 イギリスでライオットなどというと、すぐ音楽とかそういうカルチャー面を持ち出してスタイリッシュに捉えようとする御仁がいるようだが、今回の暴動は違う。 ガキ共が集団でたむろって盗んで火をつけただけだ。中には盗品を並べて自慢している写真をネット投稿して警察にしょっ引かれたバカたれもいるし、アンダークラスのローティーン暴動参加者などは親から車で送り迎えしてもらっていたという話もある。あのクラスの家庭では、「店を燃やす前に、あんたら母ちゃんにもナイキのスニーカー盗んで来てよ」みたいなフェスティバルなう感が絶対にあったんだろうなあ。というわたしの読みは当たった。 あの世界は、わたしが知っている限り、ラップというより西原理恵子の「ぼくんち」である。 逮捕されている暴動参加者にミドルクラスの子女が目立つし、高価な携帯電話でのみ使用可能なネットワークを使って広がった暴動な

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    mats3003 2011/08/16
    ちょっと考えればわかるレベルの悪手を打とうとする保守党は何を考えているのか。
  • THE BRADY BLOG:We've been a bunch of shit all this time 〜中指と復興と〜

    どうもこの年齢になると、「反原発」のスローガンや呼びかけ、ましてや歌なんかが素直に聴けなくて困る。ということを感じておられる中年は一定数いるはずだ。 はっきり言って、どれも若い頃に見たし読んだし聴いたからだ。某トレジャーアイランド誌というサブカルマガジンの読者だった方なんかは特にそうだろう。 たぶん、現在「ずっとウソだった。ずっとクソだった」と韻を踏んでいる同年代の人たちは、20数年前も同じことを叫んでいたのであり、じゃあ20年前からウソもクソも知ってたのである。ならば、「ずっとウソだと知っていた」が当ではないか。 お若い方々はご存知ないかもしれないが、あの「ずっとクソだった」はたいそう盛り上がったものだった。 わたしなんかも、フェスに行こう、講演会に行こうと誘われたクチだが、大変にノリが悪く尻も重いという性格は若い頃から変わってないので参加しなかった。 「何の罪もない庶民が知らないうち

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    mats3003 2011/04/21
    たぶん、この声は届かない。
  • THE BRADY BLOG:人心のメルトダウン

    「日の東京の人が言ってる被爆って、結局は俺と同じ病気になるってこと?」 と連合いが言った。 もはや癌歴3年の小ヴェテランである。一時は化学治療を終えて癌のどん底から生還したと思っていたが、最近また妙に体重が激落ちしている。 カロリーの高いものをってもっても体重が落ちる。 というのは、人にとっては大変に恐いことらしい。 日の関東地方の人々と、うちの連合いとでは、どっちの方が怖がっているだろう。 「ぎゃああああ」な報道や噂で未だ経験せぬものに対する恐怖心を煽られないだけ、すでに疾患してしまっている連合いの癌のほうがよっぽど気楽という説も成り立つ。 以前も書いたが、わたしは底辺託児所を去った。現在はゲイ街の保育園で働いている。 ブライトンのゲイ街といえば、異性愛者と比べて平均収入が£10K(現在のレートで約140万円)増しと言われる同性愛者のカップルが多く住む高級住宅街であり、よってう

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    mats3003 2011/03/28
    まさに、今の日本はゆっくりメルトダウンしつつあると思えてならない。
  • THE BRADY BLOG:ボヴァリー夫人と定規の目盛り

    学生デモの話を書きたくなったのには個人的な理由があった。 英国では“異様に算数が得意な人”と見なされてしまう日人の一人として、わたしは某リベラルチャリティー系教育機関でAdult Numeracyの教員補助として時々ボランティアしている。 なので、読み書き・算数がきちんとできない英国の成人たちを再教育する現場というものがどういうものなのか知っているし、そのために労働党がどれほどの予算を費やし、底辺の人々を引きあげようとしてきたかを知っている。 はっきり言って、日なら不合格になる12歳はいないだろう。というような超ちょろい算数のテストに合格するために勉強しているイングリッシュ・アダルトがどれほどいることか。 掛け算、割り算はおろか、足し算、引き算で躓いている。定規の目盛りも読めない。 これ、元ドラッグ中毒とか13歳で妊娠したとかで学校を中退した若人ばかりではない。 わりと普通に働いている

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    mats3003 2011/03/02
    "ポリティクスは、立ち位置ではない。志向する方向性なのだ。" 本当にそう思う。
  • THE BRADY BLOG:モリッシーのひねり。それは学生デモ隊に何よりも必要で

    ジョニー・マーがデイヴィッド・キャメロン首相に宛てた“スミス好き禁止令”をモリッシーが公に支持したというのはご存知の方も多いだろうが、このGuardianの記事を見た時、わたしはのけぞって大笑いした。 http://www.guardian.co.uk/music/2010/dec/06/morrissey-johnny-marr-david-cameron 僕はジョニー・マーの声明をサポートしたい。なんて、また素直にどうしたのかと思っていると、いきなり“だってデイヴィッド・キャメロンは狩りを合法的に容認するスタンスなんだもの。そんなヴァイオレンスを僕は許さないし、自然の生態系にダメージを及ぼすなんてダメよ”みたいなコメントをして子を抱きしめているモリッシーの写真が掲載されているものだから、わたしとしても爆笑を禁じ得なかったわけだが、爆笑の後でこの“ずらし”にはニヤリとさせられてしまった

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    mats3003 2010/12/10
    ああ、そういうことなのね。それはわからなかったよ。すごいなモリッシーもマーも。しかし、やっぱりイギリス人って京都人みたいだな。
  • THE BRADY BLOG:雪と学生闘争。そしてジョニー・マー

    Stop saying that you like The Smiths, no you don't. I forbid you to like it. (スミスを好きだなんて言うのはやめろ。あんたは違う。あんたのスミス好きを禁止する) http://www.guardian.co.uk/politics/2010/dec/03/johnny-marr-david-cameron-twitter?intcmp=239 ジョニー・マーが、自らのTwitterで英国首相デイビッド・キャメロンに送ったメッセージである。 雪の中を学生たちが街に出てアンチ保守党政権闘争を繰り広げている今、誰かがこれを言うのをわたしは待っていた。 わたしは雪の中で抗議運動を繰り広げた人々の中にはいなかったが、デモ行進を続けた人々のガキどもの面倒を託児所でみていた。 個人的にはもはや、デモ行進だの流血の抗議運動だのにわ

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    mats3003 2010/12/09
    こういう発言を明確にできるミュージシャンがいて、その意味をちゃんと汲み取って記事やコラムをかけるメディアがある、文化と思想や政治が地続きなイギリスという国が、僕にはやっぱりうらやましくてたまらない。
  • THE BRADY BLOG:故国への提言/UK里親制度って、結構ボロックスだよ。

    ここのところ日児童虐待問題および児童養護問題に関するメイルをちょうだいすることが増え(全然返事してませんが、全部読んでます。嫌な人間だと思ってください。その通りですから)、故国の児童保護事情についてもインプットしていただけるようになった。 近年ニッポンでも児童虐待問題が表面化しているというのだが、これは親や社会の質が急変したからそうなったということではなく、単に西欧の文化の輸入により「虐待」がトレンディになったからクローズアップされているのだ。そもそも貧民階級では口減らしだの嬰児殺しだのが横行し、こけし(子消し)などという民芸品を家に飾っていた国のことだから、そんなものは遥か昔からがんがん存在したのである。 70年代から80年代にかけての“一億総中流時代”が政府とマスコミによってクリエイトされたまことに愚かなスローガンであった(でも一番(F)愚者だったのはそれを気で信じていた一般市民

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    mats3003 2009/05/26
    なるほどねー。でも、今の日本のダメダメモードもなんとかしなきゃならんよねえ。
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