米AppleのiPhoneとiPadは医療機関でも利用が拡大しており、ユーザー数の増加とともに、ITマネジャーはApple製モバイル端末の管理という厄介な問題に直面しつつある(関連記事:Appleの企業向けサポートに不満を募らせるIT担当者)。 ミズーリ州セントジョセフに本拠を置く総合医療サービスシステムのHeartland Healthは、ほとんどの部署をiPhoneで標準化した。看護師は、米Voalteの医療通信ソフトウェアを装備し、SIMカードを装着せずにプロバイダーのWi-Fiネットワークのみで機能する専用iPhoneを利用する。医師にはそうした変更を加えていないiPhoneを配布している(関連記事:iPad/iPod touchによる電子カルテ操作を低コストで実現 ~北海道社会保険病院)。 既に各部門で利用されているモバイル端末は500台ほどになり、数が増えるにつれて管理が難しく