九州大学先端医療イノベーションセンターと民間企業3社が参画し、医療機器の開発から上市までを一貫支援するプラットフォーム「みやこGATEWAY」がスタートした。製品の企画・構想から製品化までをワンストップで対応し、医療分野への新規参入を目指すベンチャー企業の支援だけでなく、医療機器メーカーに対しても開発業務受託や海外医療機器の国内導入支援を進めていく。九州大学病院ARO次世代医療センター長の中西洋一氏は14日、記者会見で「医療機器開発のプラットフォームとして企業・支援施設・規制当局の連携体制が整った。ネットワーク化を進め、市場化できるようにしたい」と語った。 これからの発展を誓い合う関係者 九大イノベーションセンターは2011年7月、経済産業省の支援を受け、医薬品の開発を目指した「研究施設と臨床施設の一体型施設」として開設。研究室や治験薬GMPに準拠した製剤室のほか、治験専用病棟、手術室など
富士通は3月18日、同社のヘルスケア分野への取り組みに関する説明会を開催した。 同社では今後、高齢化社会を迎えるにあたり、国内のみならず、海外でもヘルスケア市場が拡大することを見据え、昨年の12月21日、社長直轄の社内横断組織である「未来医療開発センター」を設立した。 このセンターは、健康増進、重症化予防、疾患の早期発見、新薬創出、個別化医療等の実現にICT利活用を検討し、最先端の研究機関と現場密着型事業開発を行うことと、新技術の研究開発機能を統合、スピード強化を図り、今後の診断サービス、機器ビジネスの拡大をねらうこと、および、大学医学部などのアカデミア・研究機関、製薬企業、治験実施機関、医療機器ベンダー等と社外連携・協業を推進することだ。
東芝が発表した小型の呼気分析装置は、アセトンやメタンなど、健康状態のモニタリングに有用な呼気成分を分析できる。2014年4月には早稲田大学が、同装置を使用して脂肪酸代謝を評価する実証実験をスタートする予定だ。 東芝は2014年3月18日、健康状態のモニタリングや病気の診断といった用途向けに、呼気中の微量ガスを分析する呼気分析装置を開発したと発表した。半導体製造時のガス分析技術を応用したもの。装置内に息を吹き込み、その呼気に赤外線レーザーを照射して、吸収スペクトルから成分を分離/検出する。 同装置は、光源に量子カスケードレーザーを採用することで、据え置き型の分析装置と同等の測定精度を卓上サイズで実現した。量子カスケードレーザーとは、中赤外(4~10μm)に発振波長を持つ半導体レーザーである。 現時点で分析可能な成分はアセトアルデヒド、アセトン、メタンの3種類。アセトアルデヒドは二日酔いを引き
ホーム >製品&企業情報(医療機器・医療メーカーなどのプレスリリース) >製品情報 >日本アキュレイ,長崎みなとメディカルセンター市民病院にて長崎県初「サイバーナイフ ラジオサージェリー... 日本アキュレイ,長崎みなとメディカルセンター市民病院にて長崎県初「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム VSI」の設置が完了 〜より効率的で低侵襲な放射線治療の提供へ〜 日本アキュレイ(株)は,長崎みなとメディカルセンター 市民病院において,放射線治療機器「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム VSI」(以下,サイバーナイフ VSI)※1の設置が完了したことを発表した。 長崎みなとメディカルセンター 市民病院は,長崎市の新しい市立病院として2014年2月24日に開院した。新病院建設に伴う機能充実の一環として長崎県初のサイバーナイフ VSIを導入し,地域がん診療連携拠点病院としてより高度な
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは2014年3月18日、血管撮影装置向けソフトウエア「OncoSuiteパッケージ」の販売を開始した(リリース)。 同パッケージは、腫瘍に対する塞栓療法を支援する「EmboGuide」と、アブレーション(凍結治療やラジオ波治療)治療に対するシミュレーションおよびイメージガイダンス機能を搭載する「XperGuide Ablation」から成る。ここで、塞栓療法とは腫瘍に栄養を与える血管を塞栓し、がん組織を“兵糧攻め”にする治療である。 EmboGuideは、コーンビームCTで得られた3次元画像情報を基に、腫瘍に栄養を与える血管候補を抽出する作業を支援する。これにより、複雑で微細な塞栓ルートの候補に対して、治療戦略をシミュレーションできるようになる。XperGuide Ablationは、同社が発表済みの穿刺ガイドソフトウエア「XperGuide」に、ア
2012年にオンラインHDF治療が認可され、臨床工学技士に対して一段と清浄化の質と量を問われています。 今回、特にオンラインHDF治療の管理を中心とした更新を行いました。 透析液清浄化ガイドラインVer 2.01 (PDF)
臨床工学技士の管理人が日々の業務について記載します。また二児の父親として育児等についても記載します。最近は家族にウサギが加わったことから、動物ネタも書きます。頂きましたコメントは、管理人が確認後に公開させて頂いております。非公開を希望の方は、その旨を記載して下さい。 勉強会ネタです。 先週末は県内の呼吸療法認定士会のセミナーと他県で開催される研究会のブッキング。。。前者の認定士会は、平成26年第1回セミナーと総会を兼ねています。後者の研究会はシンポジウムに演者としてお招き頂きました。 私の中では平成25年度末の最後のひと仕事でした。 認定士会の総会終了後に移動を開始。移動する新幹線の中で、スライドをチェック。 今回のシンポジウムは、憧れの先輩方と一緒に壇上に上がる機会を頂きました。テーマは「慢性期NPPV至適設定への追究」。ハードルが高い・・・。指定されている時間は20分。 今回のシンポジ
国立循環器病研究センター 研究開発基盤センター長の妙中義之氏は、「デジタルヘルス・サミット ~デジタルヘルスの未来2014~」(2014年3月18日、JA共催ビル、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、医療機器における医工連携の実態や新規事業開拓に向けた動きについて講演した。医療機器開発には民間の力を最大限に引き出すことが大事で、そのために独自で開発するのではなく、たくさんの人を巻き込むことが重要との見解を示した。 2013年8月に「健康・医療戦略推進本部」が内閣に設置され、各省が連携して政府一体で医療分野の研究開発を推進することとなり、2014年度(平成26年度)に新しい独立法人「日本医療研究開発機構」(仮称)を設置し、1215億円の予算が付けられる予定だという。主な省庁連携施策の中に「オールジャパンでの医療機器開発」があり、文部科学省と厚生労働省、経済産業省の連携による医療ニーズに応える
関連キーワード アプリケーション開発 | 医療IT | モバイル端末 福島県で新しい医療の創造を目的としたイベントを開催 「医療に革命を起こそう」をテーマにしたイベント「Health 2.0 Fukushima Chapter/Medical × Security Hackathon 2014」が2014年2月27、28日に福島県アルツ磐梯スキー場で開催された。このイベントは、経済産業省 東北経済産業局の「平成25年度地域新成長産業創出促進事業」の支援を受けており、講演「Health 2.0 Fukushima Chapter」とハッカソン競技「Medical × Security Hackathon」の2つで構成される。 アルツ磐梯スキー場内に特設会場を設置して行われた 医療従事者をはじめ、大学生や社会人を含むアプリケーション開発者やデザイナー、セキュリティエンジニアなどが参加し、医療ア
国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)で、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌「メタロβラクタマーゼ(MBL)産生菌」が、約3年半の間に計110人余りの入院患者から検出されていたことがわかった。 院内感染とみられ、国立感染症研究所(東京)と大阪市保健所が実態解明を進めている。 同センターは先月12日、「耐性菌の感染が続いている」と市保健所に連絡。同研究所と市保健所が立ち入り調査をしたところ、2010年7月以降、年間30~40人の入院患者がMBL産生菌に感染していたことが判明。現在も無症状の感染者が約10人いるという。 市保健所などによると、MBL産生菌は抗生物質を分解する能力を獲得した細菌で、同センターの患者から大腸菌など4種類のMBL産生菌が検出された。いずれも人の腸内に普通に存在する常在菌で、健康な人には影響がないが、免疫力が弱い人は敗血症や腸炎、肺炎を起こす恐れもある。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く