島津製作所は4月14日、血管撮影システム「Trinias series MiX package」を同日より発売すると発表した。なお、出荷開始は8月となる予定。 同システムは、術前のCT画像と術中の血管撮影システムを連動させる3Dアプリケーション「SCORE Navi+Plus」や、血管壁輪郭のみを自動抽出するトレースマッピング機能「SCORE MAP」、ステントをリアルタイムで固定表示可能なPCI支援アプリケーション「SCORE StentView+Plus」などの機能強化により、治療時間の短縮と造影剤の軽減を実現した。また、2014年6月に発売した画像処理エンジン「SCORE PRO Advance」を搭載したことで、低被ばくで患者に負担の少ない治療が可能となる。 価格(税別)はシステム構成によって異なるが、シングルプレーンシステムが3億円~、バイプレーンシステムが4億5000万円となっ
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は4月14日、2014年10月より提供を開始した医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place(メディカルイメージプレイス)」の新サービスとして、医療施設内の医用画像をクラウドサービスに保管する「医用画像外部保管サービス」を4月17日より提供すると発表した。 同サービスは、医療施設内のCTやMRIなどから生じる保管が義務付けられている大量の医療用画像データを、クラウド上に保管するというもの。重要な医用画像をクラウド上に保管するための通信形態は各省庁のガイドラインに準拠するなど、高度なセキュリティ対策が施されている。 また、データセンターなど安全な場所に多重保管されるため、バックアップに必要なストレージ構築コストを抑えることが可能なほか、自然災害やシステム障害からデータを守るBCP(事業継続計画)やDR(ディザスタリカバリ)
東芝メディカルシステムズは4月15日、病室や手術室、救急処置室など、スペースの限られた部屋でも迅速にさまざまな検査に対応できる回診用X線装置「Mobirex」を開発したと発表した。 大容量バッテリーを搭載することで、電動走行が可能なほか、X線照射も電源ケーブルを接続することなく撮影することが可能。また、支柱構造は直感的なポジショニングが容易なテレスコピックで、支柱の軸をオフセットさせより遠くまでアプローチ可能な独自のオフセットドーム構造を合わせた新型スリム支柱を採用している。 さらに、セキュリティを確保したキーレスエントリや可動絞り部での本体前後操作(微速スイッチ)の機能も搭載。装置上部にはノートPCやタブレットを設置するスペースも設けられている。 なお同製品は最大出力が14kW(通常出力)と32kW(高出力)の2種類のタイプから選択することができる。
東芝メディカルシステムズは4月16日、同社のX線循環器診断システム「Infnix Celeve-i INFX-8000C」および「INFX-8000H(手術台組合せシステム)」向けに、天井走行式Cアーム「CAS-930A」を開発し、2015年4月より販売を開始すると発表した。 同アームは、患者の左右どちらの側面からのCアーム挿入でも3D撮影が可能で、210度の回転範囲を実現。例えば、腹部や下肢における血管内治療では、患者側面からのCアーム挿入で手技を行うことが多いが、これを用いると従来の患者頭部側へのCアーム挿入を行う必要がなくなるため、ワークフローを改善することが可能になるという。 また3D撮影そのものについても、最速80度/秒、約3秒での撮影が可能なため、造影剤注入時間が短く設定でき、患者に優しい撮影が可能。さらに、コーンビームCT撮影においても、従来装置では最短10秒程度の撮影時間に
富士フイルムは4月15日、低線量・高画質を実現したカセッテサイズデジタルX線画像診断装置(カセッテDR)「CALNEO Smart」シリーズとして、四切サイズのバッテリー交換タイプ「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」を5月1日より発売すると発表した。 同製品は、狭い保育器の中での新生児のX線撮影や、四肢や頭部など撮影範囲を限定したい場合のX線撮影に向けた10×12インチ(四切サイズ)のX線画像診断装置で、フラットパネルセンサの裏面カバーの内側全面をリブ補強した独自のフレームと、金属の中で軽量かつ高い強度性能で知られるマグネシウム合金を採用することで、全面耐荷重310kgの堅牢性を実現しつつ約1.6kgの軽さも実現した。 また、独自開発のノイズ低減回路と画像読取技術のISS方式のFPDを搭載、蛍光体としてX線エネルギーの変換効率が高いCsIを採用することで、低線量でも
米IBMは4月13日、医療データの分析などに関して米アップルと提携したと発表した。腕時計型端末「Apple Watch」やスマートフォン「iPhone」のほか、フィットネス・医療機器、健康管理アプリなどからデータを収集、分析し、医療関係者や研究機関などに提供するビジネスを始める。 両社はiPhoneや「iPad」用法人向けアプリの分野ですでに提携しているが、そのパートナーシップを医療分野にも広げるという。 人口知能「Watson」を医療分野に IBMによると1人の人間が一生に生成する医療関連データは百万ギガバイトに上り、これは書籍3億冊以上の情報量に相当する。 だが、こうしたビッグデータを1カ所で記録、分析し、安全な方法で迅速に共有することは従来の方法では困難。同社が手がけるデータ分析やクラウドサービスの技術を使ってこれを実現し、医学・医療の発展に役立てたいと同社は考えている。 今回のIB
「MEDTEC Japan 2015」は介護・福祉ロボットもカバー、500社以上が参加:MEDTEC Japan 2015開催直前情報 2015年4月22~24日の3日間、医療機器設計/製造に関する「アジア最大」の展示会「MEDTEC Japan 2015」が、東京ビッグサイトで開催される。今回からは、新たに「介護・福祉ロボット&機器開発展」や医療ICT・在宅医療展「Smart Health Japan」、検査キットの完成品&開発展「Test Kit Japan」が同時開催される。 2015年4月22~24日の3日間、医療機器設計/製造に関する「アジア最大」の展示会「MEDTEC Japan 2015」が、東京ビッグサイトで開催される。また、医療用エレクトロニクス展「Electro MED Japan」に加えて、新たに「介護・福祉ロボット&機器開発展」や医療ICT・在宅医療展「Smart
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く