駅で倒れている人にAED(自動体外式除細動器)を使って応急処置をしようとしたら、看護師を名乗る別の人に「使うな」と止められた――。ツイッターのこの投稿が話題となった。投稿者も看護師だというが、投稿者は、使用を止められたことに「おかしい」と疑問を呈している。 AEDは電気ショックを与える装置だが、機器自体が必要かどうかを判断し、不要ならば電気は流れない構造になっている。投稿者はもしもの事態を考えて確認のために使ったというが、使用・不使用の判断はどちらが正しかったのか。 使い方は機器が音声で教えてくれる 一連の投稿があったのは2016年7月17日。それによると、横浜駅で16日、急性アルコール中毒で倒れている人がおり、嘔吐(おうと)が続いていた。患者は脈拍数が異常に減少する「徐脈」の状態で、程度は不明だが「意識レベルが低下」していたため、投稿者はAEDを使う判断をした。 すると、その様子を見た通
「使い心地」後回しだった医療器具業界 こだわった携帯性 19世紀からほとんど進化していなかった… 過去200年、ほぼ同じ形のままだったという聴診器。今年7月、デザインと使い心地を重視した斬新な製品が生まれました。流線形の独特なフォルムと、折りたたみができる携帯性。現場の医師の声を元に開発した製品は、発売と同時に売り切れとなる人気を見せています。 「使い心地」後回しだった医療器具業界 デザインにこだわった聴診器「U scope」を手がけたのは、「おしゃれ白衣」で知られるクラシコ社(東京都渋谷区)です。元々、「デザインにこだわった白衣がない」という医師らの要望から、ドラマでも使われるようなおしゃな白衣を開発した同社。社長の大和新(おおわ・あらた)さんは、聴診器の開発を思い立った経緯を次のように語ります。 「白衣をはじめ、これまでの医療器具は、実際に扱う人の『使い心地』をおろそかにしがちだった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く