福岡県大牟田市では、厳しい冷え込みで水道管が破損するなどして、市内すべての世帯、およそ5万5000世帯が断水しています。 市内の各地で水が多量に漏れ出した結果、浄水場から送られてきた水をためる配水池の水位が急激に下がり、大牟田市は25日午後10時に市内南部への水の供給を停止したのに続いて、26日午前0時には市内全域で水の供給を停止しました。これによって、水道を契約している市内すべての世帯、およそ5万5000世帯が断水しています。 市では26日朝から一部の地域で水の供給を再開する準備を順次始めたほか、市内の小学校や公民館など7か所に自衛隊などの給水車が出ています。 大牟田市は、配水池の水位を回復させるとともに、水漏れしている箇所を調べる対策を進めていて、「28日までの全面復旧を目指したい」としていてます。 九州では、福岡県のほか、熊本県、佐賀県などでも断水になっているところがあり、各自治体で