国立・鳥取大学の医学部が医療分野の人材を育成する目的で受給していた国の補助金を、別の目的で使っていた疑いがあることが分かった。補助金を支出した文部科学省は今後、調査する方針。 鳥取大学医学部は、世界最先端の研究をリードする医師らを育てる目的で文部科学省から昨年度は約5200万円、今年度は約4300万円の補助金を受給している。 鳥取大学の関係者の証言や日本テレビが入手した内部資料によると、大学は昨年度、この補助金で8人の教職員を雇用していて、補助金の規定では、大学院生らの教育に専念させる必要があったにもかかわらず、大学側は一部の教職員を医療機器の電源や医療用ドリルの開発などに従事させ大学院生に対する実習はほとんど行われていなかったという。 また大学関係者によると去年、文科省からこの補助金の目的外使用の疑いで指摘を受けたが改善されなかったという。 鳥取大学は、日本テレビの取材に対し、「内部通報
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