韓国、「好機到来」と判断か=安倍首相の「オウンゴール」利用―対米関係改善期待も 時事通信 12月27日(金)18時11分配信 【ソウル時事】韓国政府は、安倍晋三首相の靖国神社参拝を「オウンゴール」とみて、今後の外交に利用する構えだ。直ちに強硬策に出るよりも、国際社会と歩調を合わせて対日圧力を高める戦略が得策と判断しているとみられる。 大統領府は26日、関係閣僚らによる会議を開催し、対応を協議した。27日付の東亜日報によると、会議は、感情的に対応するのではなく、日本の歴史認識への批判を国際社会で高める機会とする方針を決めた。 同紙は、参拝により「やはり日本の歴史認識が(東アジアの対立の)本質」という論理を国際社会に訴える機会が生じたと指摘。「安倍(首相)の失策となり、われわれは実利を得るべきだ」とする大統領府関係者の話を伝えた。 ぎくしゃくしていた米韓関係が改善するとの期待もある。文化