どうしてこうなるのか。工事関係者に尋ねると、 「京セラの子会社の下に下請けがいますが、県も“京セラの看板があるなら大丈夫でしょう”と、安心して許可を出した。工事は2017年末ごろ始まりましたが、手順が滅茶苦茶でした。木を伐採すると土地の保水能力が落ちます。だから木を伐る前か、遅くとも並行して、水を溜める調整池を設ける必要があるのに、それを作らなかったのです」 別の工事業者に話を引き継いでもらう。 「県の指針で、雨を集める調整池の設置が定められているのに、当初それをまったく作らず、県に言われてようやく作った。ところが、その後も調整池に水が溜ると、ポンプを入れて濾過もせず強制排水していた。調整池の役割をまったく果たしていません」 それにしても杜撰だが、なにゆえそうなるか。 「掘り起こした土は軟らかく、そのままでは降雨や少しの揺れで崩れます。そのため“転圧”といい、土に荷重をかけて固める必要があ
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