また最新の調査では、高齢者男性の15.0%、女性の22.1%が単身世帯となっており、核家族化や晩婚化に伴い、今後も増え続けるだろうと予測できる。 ひとり暮らしというのは同居する家族がいる場合に比べ生活費の負担が大きく、世帯収入も当然少ない。自分だけの年金だけでは暮らして行けず、貯金を切り崩したり、アルバイトをして補填してもまだ十分ではないというのが現状だ。 単身高齢者が抱える問題は貧困だけではない。家族や地域住民とのコミュニケーション不足による社会的孤立である。見守る人がいないということは孤独死に繋がりかねない。 貧困と孤独という2大リスクを抱える単身高齢者。そんな社会的弱者でありながら、一切悲壮感を感じさせずに人生を謳歌している知り合いがいる。