●シングルコア性能を伸ばすための命令セット改革 Intelは、マルチコア性能だけでなく、シングルCPUコアのパフォーマンスを今後も伸ばす。ただし、従来とは違う方法で。CPUの整数演算と浮動小数点演算の性能のバランスを取って、新しく最適化されたソフトウェアだけでなく、既存のソフトウェアの性能を上げるのが、2002年までのアプローチ。それに対して、2010年以降の方向は、SIMD(Single Instruction, Multiple Data)型の浮動小数点演算の性能にフォーカスし、命令セットを大きく拡張する。また、2005年以降から進展してきたマルチコア化も継続する。 そのため、ソフトウェアはマルチスレッド化だけでなく、新命令セットにも積極的に対応して行かないと、CPUのフルパフォーマンスが発揮できなくなる。つまり、よりソフトウェアやコンパイラへとしわ寄せが行くようになる。逆を言えば、I
リチウムイオン電池の性能3割向上、寿命2倍に:戸田工業にライセンス供与 2008年4月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 現在のリチウムイオン電池では、安全性と容量アップという、矛盾する2つの要素が絶えず葛藤している。 発火の危険性が低い次世代バッテリーの開発が行なわれており、その電極材料として例えばリン酸鉄リチウム(LiFePO4)があるが、リン酸鉄リチウムを使うと、安全性は大幅に向上する一方で容量は従来品より少なくなる。 イリノイ州アルゴンヌにあるアルゴンヌ国立研究所(ANL)は、現行品よりも爆発性が低いうえに、性能は30%アップするという独自のリチウムイオン電極に関する技術を、広島県にある化学素材メーカーの戸田工業にライセンス供与した。 この新素材を生み出した手法は単純なもので、既存の電極から、過熱が起こりやすい酸化コバ
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