アイスランド、金利6%上げ18% 通貨下落防ぐ狙い2008年10月28日23時4分印刷ソーシャルブックマーク 【ロンドン=尾形聡彦】金融危機で経済に打撃を受けているアイスランドの中央銀行は28日、政策金利を現行の12%から18%へ6%幅引き上げると発表した。アイスランドは国際通貨基金(IMF)から21億ドル(約2千億円)の緊急融資を受けることで暫定合意しており、通貨のさらなる下落を防ぐよう求めるIMFに応じたとみられる。 アイスランドは今月に入って、15・5%だった政策金利を12%に引き下げたばかりだった。欧州メディアによると、ホルデ首相は米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)に支援を要請していることを明らかにしたという。金融危機による混乱が続くなか、国際的な支援要請を拡大させている。 アサヒ・コムトップへニューストップへ