企業業績も雇用も好調。株価はバブル崩壊後の最高値。日本経済はそれなりに順調に見える。それでも安倍政権はいまもデフレ脱却を掲げ、景気てこ入れに余念がない。日本銀行は「世界でも例を見ないチャレンジングな」(黒田東彦総裁)超金融緩和を続行中だ。不思議な光景である。 かつて米FRB議長は中央銀行の役割を…
12月2日、文筆家の藤田祥平さんが『現代ビジネス』に「日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」と題する記事を寄稿した。活気にあふれる中国の新興都市・深センの現在を情熱的に切り取った記事は、同月12日現在までの10日間で、フェイスブックの「いいね」が2.7万件、はてなブックマークが1290件と、空前の大ヒットを記録している。 もっとも、ツイッターや「はてブ」などのコメントを観察する限り、記事内容には賛否両論がある。特に中国に詳しい人からは批判的な意見も多いようだ。例えば雲南省昆明在住の中国ITライター・山谷剛史氏(41)は当該の記事に実に否定的である。そこで私こと安田峰俊(35)との中国ライター2人で、今回の藤田さんの記事を肴に対談をおこなってみることにした。 深センだけを基準に「日本が中国に完敗」って飛躍しすぎ 安田 藤田さんの記事なんですが、ツイッターやフェイス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く