Varcharz / mouse on mars 3曲目の「DUUL」という曲なんですが、只でさえミニマルハンマービートでニューウェービィなジャーマンエクスペリメンタル・ハードロックなんですが、それをマウスオン・エディットしちゃっているので余計にサイケな仕上がりになっておりまして、またそのエディット具合というか壊しっぷりが絶妙でして、バランスが抜群に狂っているんですね。音と音がぶつかり合っていて位相もおかしくて、耳のあちこちにぶち当たる感じがします。こういうのって優秀なエンジニアだからとか何年も音の研究してるからってだけじゃあ到底たどり着けない境地なわけでして、なんかそういうものとは別の次元で動いてるものに何となく感づいている状態でいないと作れないんだろうなあと思うわけです。いや、この加減は現存するものなので偶然そういうポイントに到達することはそう難しいわけではないんです。只、これをOKと