大掛かりな施工を必要とせず、リスナー自身の手で設置しやすく、高いルームチューニング効果を発揮するヤマハの調音パネル「ACP-2」。あるオーディオショウの講演ルームで、ACP-2の調音効果に助けられた土方久明氏は、ついに自宅にも導入するに至った。本記事では、土方氏がACP-2をどのように使用し音作りをしていったのかをレポートする。 ■薄いパネルなのに、低音域の吸音効果も望める 僕は、ルームチューニングに高い関心を持っている。オーディオの音は、部屋の音響特性に影響を受ける。室内をいかに適確にチューニングするかが、最終的なサウンドの品質を左右することを実感しているのだ。そこで今回は、自宅のオーディオルームに導入したヤマハの調音パネル「ACP-2」シリーズについてご紹介したい。 YAMAHA 調音パネル ACP-2 ホワイト=¥45,000(税抜) ブラウン=¥60,000(税抜) ナチュラル=¥