1964年の東京五輪の開会式を模したイベントが11日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園であった。東京五輪に出場した国内外の元選手約100人が国旗を掲げて入場行進。日本の旗手は、メキシコ五輪マラソン銀メダリストの君原健二さんが務めた。開会宣言や国旗掲揚の後、聖火の代わりに「50周年の火」が点火されると、参加者から歓声があがった。 東京五輪・パラリンピックの開催50周年を記念したイベントの一つ。一般公募で選ばれた約2千人や、女子マラソンの有森裕子さんら国内の歴代の五輪・パラリンピック選手らも参加した。参加者はこのあと、競技場を出て、ジョギングコースを走った。(諫山卓弥)