聖火台がお引っ越し 国立競技場建て替えの間、石巻へ：朝日新聞デジタル

１９６４年東京五輪の開会式から丸５０年たった１０日、国立競技場に据えられた聖火台が取り外された。２０２０年五輪・パラリンピックに向けた建て替え工事の一環。直径最大２・１メートル、高さ２・１メートル、重さ２・６トンの聖火台は、バックスタンドの最上段からクレーンでつり上げられた。 聖火台は工事の間、東日本大震災からの復興のシンボルとして宮城県石巻市に貸し出される。新国立競技場で、どのように利用されるかは検討中という。作製に携わった鈴木昭重さん（７９）は「本当にご苦労様」と語りかけ、石巻商工会議所の浅野亨会頭（７２）は「聖火台は立派な地域をつくる支えになる」と話した。工事は当初７月に始まる予定だったが、入札不調や運営する日本スポーツ振興センターの手続きの不備などで着工が１２月にずれ込んでいる。

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聖火は生還できるのか、静観したい