アスカネットは2017年9月、空中に映像を結像する独自技術「AI(Aerial Imaging)-空中ディスプレイ」の核部品である「AIプレート」の量産化に向けた製造方法の確立にメドを付けたと発表した。 手作業の貼り合わせ工程を排除し、大幅コストダウンに期待 ようやく量産化のメドが付いた――。 アスカネットは2017年9月28日、空中に映像を結像する独自技術「AI(Aerial Imaging)-空中ディスプレイ」のコア部品である「AIプレート」の量産技術確立にメドを付けたと発表した。現状、AIプレートは、数センチ角の小さなガラス製プレートを手作業で貼り合わせて製造していたが、射出成形により10~20cm角の樹脂製AIプレートを実現する製法を開発したという。 「AI-空中ディスプレイ」は、反射物などがない空間に映像を結像するアスカネット独自の技術。仕組みは、液晶ディスプレイの画面など空中に
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