写真は日銀金融政策決定会合後に記者会見を行う植田和男総裁。都内で28日撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon Takahiko Wada [東京 30日 ロイター] - 日銀は30日、28日の金融政策決定会合で取りまとめた「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の全文を公表し、原油価格高騰の物価への影響について詳細な分析を示した。先行き景気が減速し、企業収益も減益となる可能性が高いとみられる中で「賃金上昇率が大幅に加速し、そのことがさらなる物価上昇率の高まりにつながる可能性は高くない」と指摘した。 日銀は28日の金融政策決定会合で、賛成多数で政策金利の据え置きを決めた。原油高が起点となって、物価と賃金が相互に上昇率を急速に高めていく場合は利上げを急ぐ必要が出てくるが、今回の分析は現時点でそうした必要性が乏しいことを示唆している。 展望リポートは、原油価格の上昇につい

