みんなが待っていた厨二病的フェンシングカードゲームニコマス作品の後編が半年の時を経てやってきた。 律子と美希でつんつんアンギャルド 後編 ダイヤモンドP 映像の美しさや心理戦まで含めたゲーム描写のうまさにつていては是非作品を御覧ください。この感想文ではダイヤモンドPの映画的手法について書きたいと思います。と言っても大げさなものではなく、登場人物の心理描写をきちんと映像で描いているところについてです。当たり前と思われるかもしれませんがこれが案外むずかしい。どうしても「思っていること」をそのままモノローグやダイヤログにしたくなるんですね。そうすれば少なくとも登場人物の思いは伝わるからです。しかし映像作品でそこまで語ってしまうのはもったいない。表情だけでも十分に思いというものは伝わるものですし、そうでなければ映像作品である必要性が少なくなると思うのです。言うだけは簡単ですが実行するには難しい。し