「痴漢祭り」「痴漢チャンスデー」「痴漢日和」 ここ数年、受験生を狙った痴漢行為を呼びかけるような投稿がSNSで相次いでいます。 遅刻できない心理につけこむ卑劣な書き込み。人生を左右する大切な日に、本当にこんなひどいことが起きているのか。取材を進めると、ひとりの被害者に話を聞くことができました。 「受験がだめになったら人生が終わってしまう。そう思って声は出せなかった」 当時の苦しい思いを明かしてくれた彼女は、二度と同じような苦しい思いをする人が出てほしくないと訴えます。 (都庁担当/記者 金魯煐) ※この記事では性暴力被害の実態を広く伝えるため、被害の詳細について触れています。フラッシュバックなど症状のある方はご留意ください。 夢はグラフィックデザイナー 目指したのは芸術高校 今回、取材に応じてくれたのは22歳のフリーライターの女性。 7年前、都内に住んでいた女性は、絵を描くことが好きな中学
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