2015年03月04日10:00 カテゴリ日本経済日本人論 日本人はなぜ消費税が嫌いなのか? 今年に入って日本経済が少し息を吹き返してきた気がするのは私だけではないでしょう。株価も高く、企業業績も良好ですが、それらは昨日、今日に始まった話ではなく、今までの積み重ねの結果が数字として表れているだけです。にもかかわらず、比較的前向きな雰囲気があるのはなぜだろうと考えた時、ふとたどり着いたのが消費税引き上げを昨年末に1年半、先送りしたからではないか、という気がしてきました。 消費税だけはその話が出るたびに国を挙げての大きな議論となります。賛同する人は税収不足解消という事実と世の中の税体系において消費税が最も平等な課税方法の一つであるという世界的実証結果を論拠に押し込みます。一方、反対派は消費税引き上げによる消費活動への影響、つまり、メンタルな部分からその説明根拠を進めているところに大きな違いがあ
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