2013年11月26日00:34 カテゴリ東アジア経済 ハジュン・チャン(張夏准)、母国韓国を語る 下 前へ トム:『23話』の中の第9話「脱工業化時代は神話であり、幻想でしかない」で教授は、途上国だけでなく先進国でも製造業の振興を説かれています。韓国も製造業で発展してきた訳ですが、最近は業務外部委託など実体要素なくとも組み立て作業方式的な新奉善(サービス)が台頭しています。その中で何故、実体あるものを国内で創出することが国力維持のために必要なのですか? チャン:製造業の生産性向上が遺伝的といえるほど迅速なのは、奉善業より科技の変動に開放的だからです。ゴルフ球と野球球という僕の好きな事例を出しましょう。生産の機械化が進んでいない野球玉はハイチやドミニカといった激安賃金国で生産されますが、生産が機械化されているゴルフ球は米国やカナダといった高技術国で生産されます。 全奉善が低生産という訳では