2週間ほど前に友だち数人と飲みに出た。私の他はイギリス人、ポルトガル人、フランス人、スペイン人各1名づつのメンツであれば、自然とイギリスのEU離脱/残留の国民投票の話にならざるをえない。もちろん全員、残留を望んではいたのだけれども。 スペインから来たエヴァ(社会福祉関係の仕事に従事)が「それでもね、政府の援助を受けて高等教育を終了したスペインの若者が、職やより良い機会を求めてイギリスにやってくる。イギリス社会は彼らの貢献を通して、スペインの公的資金の恩恵を受けることになる。そうやって、他国の人的資源を安価で(投資の必要もなく)利用することに慣れた国は、自国の若者に投資して人的資源を育成しようとはしないでしょう。それはスペイン国家にとっても、イギリスの若者にとっても、とても不公平で不幸なことだと思う」というのだ。 ポルトガル出身の同業者(建築士)のイザベルも「ポルトガルでも同じことが起きてい
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