去年1年間の国内のスマートフォンの出荷台数は、前の年を7%余り下回り、5年ぶりに減少しました。通信料金と端末代金の分離を義務づける新たなルールの導入が影響したということです。 調査会社IDCによりますと、去年1年間に国内で出荷されたスマートフォンは3121万台余りでした。 これは前の年を7.5%下回っていて、出荷台数は2014年以来、5年ぶりに減少しました。 調査会社は全体として需要が伸び悩んだほか、去年10月に通信料金と端末代金の分離を義務づける新たなルールが導入され、各社が価格を抑えた端末の投入をルール変更後の10月以降まで待ったことが、出荷減少の主な理由だとしています。 メーカー別のシェアでは、 ▽アメリカのアップルが46.2%と最も多く、 ▽次いでシャープが13.6%、 ▽韓国のサムスン電子が8%、 ▽富士通が7.8%、 ▽ソニーが7.4%でした。 ことしは次世代の通信規格、5Gの