未来のゴースト達のために ブログ始めて1年未満。KY(空気読めてない)的なテーマの混淆され具合をお楽しみください。 伊勢田哲治・樫則章『生命倫理学と功利主義』(2006年)には、「クォーリー(QALY)」という功利主義的な医療資源の配分の仕方について論じている文章がある。 また、この本では、長岡成夫氏の論文に含まれている「マーゴ」という人のエピソードも印象深い。 両方とも引用する。 アルツハイマー患者のマーゴは、美術セラピー教室で、「同心円が四つ重なった絵」をずっと書き続けている。マーゴは、幸せに生きる生き方を知っているように見える。周りにも、幸福のいくたりかを分け与えているようにも見える。 生きていることの価値って何なのだろう。 適切な医療資源の配分のために、「生きている時間の質」を数値化する「QALY」という指標。 浅井篤氏の「QALYと医療資源配分」という論文から。 Quality-
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