宮城県大崎市などでつくる市有機農業・グリーン化推進協議会は、除草作業の負担を軽減するアイガモロボットの講習会を同市松山の水田で開いた。従来機から機能を向上させた新型機のデモンストレーションがあり、生産者からはさらなる環境負荷の低減と省力化を期待する声が上がった。 宮城・大崎で講習会 除草さらに省力化…
石巻魚市場に水揚げされるものの、これまであまり活用されてこなかった深海魚「ナガヅカ」を使ったフライが誕生した。フードロス削減に力を入れる食品卸売業「かね久」(仙台市若林区)が水産関係業者など10社以上と連携し、ジューシーなフライに仕上げた。冷凍の状態で飲食店などに卸す。石巻地方では4月1日から石巻市内で飲食店を展開する「大森林グループ」の5店舗で提供される。 ナガヅカは「ノロンボ」とも呼ばれ、水深300メートル未満のエリアに生息している。タラのような白身で、底引き網漁で石巻魚市場に水揚げされるが、卵巣に毒があるなど加工に手間がかかることもあり、ほとんど活用されてこなかった。 かね久の遠藤伸太郎社長は石巻市出身。「仙台など20店以上での提供が決まっている。石巻の発展に役立てればうれしい」と話す。 フライには高級パン粉が使われ、ふっくらジューシーで香りもいいのが特長。お披露目会が20日、石巻市
ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、福島県は12日、人気グループTOKIOと連携して福島の魅力を発信する庁内のバーチャル組織「TOKIO課」を継続すると明らかにした。 TOKIO課は2021年に設置。東京電力福島第1原発事故からの復興や風評対策の活動に当たるTOKIO側…
仙台市青葉区一番町の複合ビル「電力ビル」が2025年度以降に解体されることが31日、分かった。同ビル周辺の約1万1000平方メートルの区画を一体的に再開発し、35年度ごろまでに再開発ビルを建設する計画が浮上した。長らく市中心部のランドマークとなってきた電力ビルの解体と再開発は、街の景観を大きく変える一大プロジェクトになりそうだ。 準備組合を設立 関係者によると、再開発に賛同する地権者らが31日、「一番町三丁目七番地区市街地再開発準備組合」を設立した。東北電…
奥州市の国史跡「胆沢城跡」で出土したすずりに残る文字が、城の正門を蝦夷(えみし)の豪族が守衛していたことを示す墨書だったと分かり、奥州市埋蔵文化財調査センターが5日、発表した。東北を統治する胆沢城と、抵抗勢力だった蝦夷との結び付きを示す画期的な発見だという。 すずりは1976年度の発掘調査で、南正…
仙台市若林区荒井の大沼でハスの花が見頃を迎えた。高度経済成長期の農薬禍で一度は全滅したが、東日本大震災の津波で沼底の泥の中の種が掘り起こされ、再生したとみられる。3日ごろから桃色の花が開き始め、訪れる人の目を楽しませている。 地元の郷土史研究者松木達雄さん(76)によると、湿地帯の大沼周辺はかつて…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く