アニメ映画史上に残るマスターピースのひとつ 先週金曜日が2月26日だったので「理想」と「現実」についてアレコレ考えた。 といっても二・二六事件について考えたわけではない。入り口は『機動警察パトレイバー2 the Movie』。「戦争」と「平和」を主題にしたこの映画のクライマックスが、2002年2月26日という設定なのである。『パトレイバー2』は1993年の公開だが、ちょうど2月から4DXでのリバイバル上映も始まっていることもあり、改めてこの作品について考えてみたくなったのだ。 『機動警察パトレイバー2 the Movie 4DX』予告編 本作の監督は、映画『花束みたいな恋をした』の作中で言及され、当人が本人役で出演したことで(一部で)話題になった押井守。ストーリーも押井のアイデアによるもので、押井濃度がとりわけ高い一作になっている。日本のアニメ映画史上に残るマスターピースのひとつといってよ
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