●畑谷史代『シベリア抑留とは何だったのか-詩人・石原吉郎のみちのり』(岩波ジュニア新書) ※アカコが石原吉郎の存在を知ったのは、彦坂諦の『ひとはどのようにして兵となるのか』(罌粟書房)を読んでから。80年代の前半のことだから、まだそのころは1970年代の石原吉郎ブームもあって、けっこう新刊で石原のエッセイを買えた。一時期はちくま文庫・ちくま学芸文庫に入っていた『望郷と海』さえ、今では買えないのね。 この新書、先日NHKで放送していた朝鮮人抑留者のことには全く触れていないけど、久しぶりに石原の本を読みたくなった。買ったままになっている内村剛介もなんとかしなければ。 ※bk1で頼んでいた本が届く。 ●高祖岩三郎『新しいアナキズムの系譜学』(河出書房新社) ●デヴィッド・グレーバー『資本主義後の世界のために-新しいアナーキズムの視座』(以文社) ●西川長夫・高橋秀寿編『グローバリゼーションと植民