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ブックマーク / saruta.exblog.jp (2)

  • 無題。 | サルタ先生との日々

    ●畑谷史代『シベリア抑留とは何だったのか-詩人・石原吉郎のみちのり』(岩波ジュニア新書) ※アカコが石原吉郎の存在を知ったのは、彦坂諦の『ひとはどのようにして兵となるのか』(罌粟書房)を読んでから。80年代の前半のことだから、まだそのころは1970年代の石原吉郎ブームもあって、けっこう新刊で石原のエッセイを買えた。一時期はちくま文庫・ちくま学芸文庫に入っていた『望郷と海』さえ、今では買えないのね。 この新書、先日NHKで放送していた朝鮮人抑留者のことには全く触れていないけど、久しぶりに石原のを読みたくなった。買ったままになっている内村剛介もなんとかしなければ。 ※bk1で頼んでいたが届く。 ●高祖岩三郎『新しいアナキズムの系譜学』(河出書房新社) ●デヴィッド・グレーバー『資主義後の世界のために-新しいアナーキズムの視座』(以文社) ●西川長夫・高橋秀寿編『グローバリゼーションと植民

    maturi
    maturi 2016/05/08
    彦坂諦の『ひとはどのようにして兵となるのか』(罌粟書房)を読んでから。80年代の前半のことだから、まだそのころは70年代の石原吉郎ブームもあって、けっこう新刊で石原のエッセイを買えた。一時期はちくま文
  • 「歴史なき民」の革命と反革命。 | サルタ先生との日々

    ●良知力『向う岸からの世界史-一つの四八年革命史論』(ちくま学芸文庫) ※たった2日のガイダンスで、疲れ果てたアカコ。今日は、昼ご飯のために遠出をしたほかは、ずっと横になってを読んで過ごした。 この、17年前の上海で、良知の甥だという大学院生から、未来社の親を借りて読んだことがある。「歴史なき民」に対するエンゲルスの高飛車な物言いが、とっても印象に残っていたけれど、今から思えばこうした表現って、植民地時代の在台日人の小説の中にも、そっくりそのまま出てくるんだよなあ。 こんな所が印象に残った。 ぼくまいま歴史の勉強をかじりかけているので、むかしのことも少しは知っているが、ユーゴスラヴィアの民はむかしから、一種のスラヴ的共同体と出稼ぎのなかで暮らし、西欧のもっとも「汚ない仕事」を押しつけられてきたのだ。彼らが低賃金と引換えに引き受けさせされた「汚ない仕事」のなかのもっとも汚ない仕事は、

    maturi
    maturi 2014/03/13
    ユーゴスラヴィアの民は昔から一種のスラヴ的共同体と出稼ぎのなかで暮らし、西欧の「汚ない仕事」を押しつけられてきたのだ。最も汚ない仕事は、ウィーン革命やイタリアの民族解放闘争を軍事的に叩きつぶす反革命の
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