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ブックマーク / tadanorih.hatenablog.com (21)

  • 巨大陰謀集団「フランクフルト学派」 - 虚構の皇国

    最近、秘密結社コミンテルンの影に隠れてフランクフルト学派陰謀論を見ないなーと思っていたら、こんなエントリーを見つけた。 フランクフルト学派はロシア革命後にヨーロッパ革命が敗北していき、プロレタリアートが革命の主体となっていない現実をみて、古いマルクス・レーニン主義は自覚しないままに権力奪取に成功してしまった。革命意識に鋭く目覚めた一団の「前衛」たちが文化破壊の状況のロシアを突破して革命に成功した。人間を疎外している文化を破壊しなければ共産主義に到達できない。革命の主導者は阻害された労働者ではなく、知識人でなければならない。批判理論を駆使し、諸学問を学際的に統合し、資主義社会の構造を批判の対象として構造化できるのは知識人だと考えるようになりました。(ルカーチの理論) http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20091023/1256254671 なんかいろいろ大

    巨大陰謀集団「フランクフルト学派」 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2023/02/10
  • こ、これが毛沢東……?? 政府広報誌で大チョンボ - 虚構の皇国

    大日帝国の週刊政府広報誌『週報』第44号(昭和12年8月18日)でこんな「毛沢東」が登場していた…… ……って、そりゃあネエだろ。 ちなみに当時の毛沢東はこんなかんじのハズ。 ちなみに、朱徳も別人。 当時の朱徳はコレ(右から二人目)。 とにかく、大日帝国はニセ写真を掴まされていたワケだ。「ニセ写真とわかっていたが、諜報上わざと出した」という陰謀論に傾斜する向きもあるかに思うが、大衆的啓蒙宣伝を旨とするプロパガンダ雑誌で堂々とキャプションを付けて恥をかくほうが国益を損なうにきまっている。ということで、最近大いに流行っている「コミンテルンの陰謀」にまんまとのせられた内閣情報局なのであった。

    こ、これが毛沢東……?? 政府広報誌で大チョンボ - 虚構の皇国
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    maturi 2020/09/05
  • ”NIPPONのうた” 「まずは心に核武装」 - 虚構の皇国

    8月15日に靖国神社で「メリー・ジェーン」が流れていたら、たぶんそこにはつのだ☆ひろがいるはず。かなり靖国にいれこんでいる同氏がプロデュースした、こんなCDがあることを、靖国神社社務所の売店で知った。 タイトルは―― ”NIPPONのうた” なんで日がNIPPONなのかとは問いますまい。たぶん、つのだ式ロックンロールなココロなのだろう。 で、クレジットは、 Producer:つのだ☆ひろ A&M, Director:つのだ●えいこ ――ご夫婦で大活躍である。奥さんには●部分にハートマークが入るらしいからご注意を。 Recoding Studio:Wild Music Studio 制作協力:Star Love Record 企画・制作:靖国神社 靖国神社崇敬奉賛会 ――Wild Music Studioは、「つのだ☆ひろ自らが主宰し 校長を務める新しい総合音楽スクール……これまでのドラム

    ”NIPPONのうた” 「まずは心に核武装」 - 虚構の皇国
  • 自衛官募集ポスターがコラかどうか調べるのが面倒なので集めておくことにしたエントリー - 虚構の皇国

    2022年2月22日追記:海外ものを見つけたので追加 見つけたら貼っていきます。

    自衛官募集ポスターがコラかどうか調べるのが面倒なので集めておくことにしたエントリー - 虚構の皇国
  • 藤原正彦『日本人の誇り』の細かい日本スゴイ・テクニック - 虚構の皇国

    原稿を書くために藤原正彦『日人の誇り』(PHP新書、2011年)を読んでいて、こんな一節に出くわした。 著者がお茶の水女子大学で教鞭をとっていた時、一年生対象の読書ゼミをうけもったという。そこで「日はどういう国と思いますか」という質問したところ、ネガティブな答えしかかえってこなかった。 藤原センセイは「日中のほとんどの若者が自国の歴史を否定しています。その結果、祖国への誇りを持てないでいます。意欲や志の源泉を枯らしているのです」とまとめた上で、さらにつぎのように質問したという。 「それでは尋ねますが、西暦五○○年から一五○○年までの十世紀間に、日一国で生まれた文学作品がその間に全ヨーロッパで生まれた文学作品を、質および量で圧倒しているように私には思えますがいかがですか」 これで学生達は沈黙します。私はたたみかけます。 「それでは、その十世紀間に生まれた英文学、フランス文学、ロシア

    藤原正彦『日本人の誇り』の細かい日本スゴイ・テクニック - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2018/08/31
    (そもそも「源氏物語、平家物語」という並びにすごい違和感があるんですが)
  • メモ:三浦瑠麗氏の「大日本帝国が本当の意味で変調を来した二年間」のナゾ - 虚構の皇国

    炎上した三浦氏のコメント 2017年8月12日、東京新聞で特集記事「気分はもう戦前? 今の日の空気」が掲載された。この記事は「今の社会に、戦前のかおりがしないか」という問いかけで構成されたもので、ここに国際政治学者・三浦瑠麗氏が登場していた。「全否定は過去見誤る」と題されたコメント記事で、三浦氏は「「戦前回帰」を心配する方々が思い描く「戦前」のイメージに不安を覚えます」と嘆いてみせた。 彼女によると「大日帝国が当の意味で変調を来し、人権を極端に抑圧した総動員体制だったのは、一九四三(昭和十八)〜四五年のせいぜい二年間ほどでした。それ以前は、経済的に比較的恵まれ、今よりも世界的な広い視野を持った人を生み出せる、ある種の豊かな国家だった」のだそうだ。 すぐにわかることだが、敗戦前までの「人権抑圧」は、何も1943年にはじまったわけではない。1925年の治安維持法の制定以降の共産党員や労

    メモ:三浦瑠麗氏の「大日本帝国が本当の意味で変調を来した二年間」のナゾ - 虚構の皇国
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    maturi 2018/03/21
    「日清日露は良い戦争。そのあと日本(日本の軍部)はおかしくなった」(司馬遼太郎史観)ですら、いやそれ違う、変曲点なんてないただの延長線上という風に言われる(一ノ瀬俊也氏小島毅氏ら)21世紀において
  • 人間魚雷「回天」キューピーストラップ - 虚構の皇国

    人間魚雷「回天」キューピーストラップ パッケージには「大和魂敵皆無」とありますが……なんかふざけるのもいいかげんにしろ感ただようオブジェですね。クソウヨのメタな自己言及かと思いきや、「桜花」もあって、こいつら何も考えてねえってことがわかりました。 航空特攻兵器「桜花」キューピーストラップ どうせやるんだったら、「伏龍」をキューピーに着せてみろやゴラァ

    人間魚雷「回天」キューピーストラップ - 虚構の皇国
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    maturi 2016/01/22
    キューピー
  •  「植えてはいけないケシ」のはずが…… - 虚構の皇国

    婦人倶楽部 昭和17年2月号 92頁 国策協力のための「空き地利用の薬草栽培」のページに、思いっきり阿片の製造法が記載されていたので驚いた。 大麻もヒロポンも、大日帝国では合法だったわけで驚くには当たらないが、「ヒマ」とならんで家庭での栽培が奨励されていたとは知らなかった。ヒロポンはとにかく、大麻については、日独自のヘンプ・カルチャーが日にもあったのに、GHQが無理矢理非合法化してしまった……という話を、アメリカ西海岸在住のオリジナルヒッピーの人から聞いたことがある。ぜひ来年の「新しい歴史教科書」……おっともう無くなるんだった……「新しい教育法に準拠した教科書」には、古来からの大麻・阿片活用法について書いて頂きたいものである。 で、肝心の栽培法だが――あくまでも歴史的資料としての見地から――全文を収録しよう。 執筆者は厚生省東京衛生試験場糟壁用薬用植物栽培試験場試験圃場長・若林栄

     「植えてはいけないケシ」のはずが…… - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2014/05/14
    心の赤いスイートピー(違)
  •  厚生省が推薦する阿片採取法 - 虚構の皇国

    婦人倶楽部 昭和17年2月号より 昨日のエントリーに載せきれなかった、大変ごていねいな阿片採取法図解。 茶筒に「阿片」と書いて保存しておけるなんて……。 ちなみに、写真週報には、「樺太のケシ栽培」の写真が掲載されていた。 写真週報243号 昭和17年10月21日号 こちらではけしぼうずへの傷の付け方が、横向きになっていますね。 阿片王 満州の夜と霧 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 単行購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (44件) を見る其の逝く処を知らず―阿片王里見甫の生涯 作者: 西木正明出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る日の阿片戦略―隠された国家犯罪 作者: 倉橋正直出版社/メーカー: 共栄書房発売日: 200

     厚生省が推薦する阿片採取法 - 虚構の皇国
  • 戦前の絵本 お子様向日本軍大活躍「過激描写」画像 - 虚構の皇国 blog

    話題の「はだしのゲン」、作中の「過激な描写」に「簡単に子供が閲覧できる状況にしてほしくなかった」という松江市教委福島律子前教育長の言葉をニュースで拝見しました。 著者の故中沢啓治さんが、表現上の工夫や配慮をこらして描こうとした内容にあえて触れずに、とにかく「過激な描写」だからと図書室の閉架に押しこめたわけですね。 「過激な描写」に弱い教育委員会のみなさまも、皇軍が大活躍するこんな絵ならば、史実でなくてもまったくOKだったのではないでしょうか。 『支那事変大手柄絵話』大日雄弁会講談社、1938年 ▼太田特務兵の大手柄 ▼馬詰准尉の三十六人斬り ▼アッパレ徳安上等兵 『漢口攻略 皇軍奮戦画報』大日雄弁会講談社、1939年 ▼柳上等兵の五十二人斬り ▼村上上等兵の一番乗り ▼敵将と一騎打ち ▼トーチカをけむり攻め ▼長島部隊の大奮戦 ……まだまだあるのですが、キリがありません。 つい70年

    戦前の絵本 お子様向日本軍大活躍「過激描写」画像 - 虚構の皇国 blog
    maturi
    maturi 2014/03/03
    "、「ヤサシイ日本ノ兵隊サン」と中国の子どもたちを描いたこのページ" そして昭和21年 ギブミーチョコレート(ヤサシイ米国ノ兵隊サンと日本の子ども)へ
  • 新しい本ができました――著者からのご案内 - 虚構の皇国

    このたび3冊のを出しました。ホントはもっと早く出せたのですが、いろいろと大人の事情で刊行が伸びているうちに、なんともタイミングよく揃うことになりました。 「愛国」の技法: 神国日の愛のかたち 作者: 早川タダノリ出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2014/01/19メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る コンセプトは、「自称愛国者のみなさんに贈る、こうすればもっと気持ちヨクなる愛国活動」です。謝国権先生や奈良林祥先生の後塵を拝して、神国日へのさまざまな「愛のかたち」を列挙しました。 もちろん、実際のところ「愛国の技法」とは、要するに「有無をいわせぬ大義を振りかざして、思い通りに他人を支配する技術」のことなんです。幻想的な「国家との一体感」に安心立命を求めるのみならず、オレは「国家と一体」だから「オレに従え」という権力欲とワンセットになっているのが現代の「愛国心」な

    新しい本ができました――著者からのご案内 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2014/02/21
    「愛国の技法」とは、要するに「有無をいわせぬ大義を振りかざして、思い通りに他人を支配する技術」のこと 滑稽なのは、「有無を言わせぬ大義」だと思いこんでいるのが「愛国者」ご本人だけだ、というところなんで
  • この夏のおすすめ本いろいろ - 虚構の皇国

    しばらくブログの方はお休みしていましたが、ようやく再開です。現在進めている単行企画にまつわる資料など、数年ぶりに集中して読書する機会があり、これはヨカッタというをいくつかご紹介します。 ナチスのキッチン 作者: 藤原辰史出版社/メーカー: 水声社発売日: 2012/06/01メディア: 単行 クリック: 7回この商品を含むブログ (21件) を見る すでにtwitterでは何度か言及しましたが、これは今年の夏の最大のヒットでした。ナチス台頭以前の、ベーベル『婦人論』経由のドイツ社民党の影響下にあった建築家のキッチンの構想やバウハウス系のキッチンのプランなどを筆頭に、ナチス政権下のカリスマ主婦や、当時のメジャーなレシピをとりあげ、丹念に読み解く秀逸な作品です。これは当におすすめです。 稲の大東亜共栄圏―帝国日の「緑の革命」 (歴史文化ライブラリー) 作者: 藤原辰史出版社/メーカ

    この夏のおすすめ本いろいろ - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2012/09/08
  • 「日独伊防共トリオ」東海林太郎 - 虚構の皇国

    twitterで教えてもらったネタですが、いやあこの曲は知りませんでした。 動画中に、以前tumblrに放流したのと同じ紙くずの画像が出てくるのもご愛嬌。 長田幹彦:作詞、阿部武雄:作曲。昭和十三年。 搾取なき平等の仮面に隠れ 文明と共栄に叛逆す コミンテルン 悪の指令の飛ぶところ 骨肉相喰み、戦禍は躍る みよやスペイン、抗日支那を。 条約の重圧と、呪いの鉄鎖 断ち切りて敢然と蘇生せる ナチスドイツ 「ハイル・ヒットラー」獅子のごと 鉄血争覇の、気魄に燃ゆる みよや満身、威力の権化。 ファシストは陰謀の、赤禍を討ちて 再生の太陽と仰ぐなり ムッソリーニ 地中海をば制圧す 銀翼無敵ぞ、歴史は帰る みよや燦爛、ローマの栄華。 欧亜をば貫きて、大道開け 人類の繁栄は今よりぞ 制覇トリオ ローマ、ベルリン、東京の 防共塁壁、枢軸堅し みよや黎明、三大星座。 これは燃える。たしかに探求盤にする価値ア

    「日独伊防共トリオ」東海林太郎 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2012/08/30
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  • 公式見解 - 虚構の皇国

    「虚構」で検索して「虚構の皇国blog」に来てくださった人から怒りの問い合わせDMをもらったので、野暮いけれども見解を表明します。 某大手デジタル紙と違って、「虚構の皇国blog」は愛と真実でできています。《真理が我らを自由にする》《労働が我らを自由にする》を輝ける二大指針として、今後もやっていく所存です。

    公式見解 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2012/05/26
    労働を通じて自由に でグーグルさんを検索しても Arbeit macht freiが出てこなかったのでうろ覚えにも程度が
  • コカイン水と統制陶器 - 虚構の皇国

    tumblrで偶然見つけた「コカイン水」の瓶。 (via tigerbutter) きれいだなーと思って調べていたら、すごいブログを見つけました。 統制陶器図譜 統制陶器、それは昭和16年から戦後しばらくの間に生産された経済統制を受けたやきものをさす言葉です。この時代のやきものにはほぼすべて窯元を示す番号が付けられています。これによりそのやきものがどこの誰に生産されたかがわかります。これを『生産者表示記号』、わかりやすく統制番号ともいいます。 陶製の代用品は知ってはいましたが、「統制陶器」として分類・整理されているのを見て驚愕しました。すごい、これはたいへん勉強になります。 hiroimono 縁に緑色の二重線が描かれた陶器は、一般に「国民器」と呼ばれている。その由来は正確には知らないけれど、戦前、日中戦争や太平洋戦争(第二次大戦)を進める国の要請により(?)作られたシンプルで安価な大量

    コカイン水と統制陶器 - 虚構の皇国
  • ファシスト少女フランチェスカちゃんのゆくえ - 虚構の皇国

    写真週報第151号 昭和16年1月15日。あやとりを教わるフランチェスカちゃん(右側) 以前書いたエントリー「ファシスト少女フランチェスカちゃん」で、「このフランチェスカちゃんのゆくえが気になる」と書いたが、父君のグイド・ベルトーニ伊太利大使館附陸軍武官(当時)一家の行方がもしかしたらわかるかもしれない。 『敵国人抑留――戦時下の外国民間人』(小宮まゆみ著、吉川弘文館、2009年)というを、ある親切な紳士から教えてもらった。そのに、ムッソリーニ失脚後のイタリア大使館の人々の去就が触れられていたのである。 バドリオ政権が1943年10月30日にドイツに対して宣戦布告すると、イタリアは日の同盟国から「敵国」になった。「そのため1943年10月からは、イタリア人を対象とした新たな敵国人抑留が始まった」(同書164頁)。同書によれば、1943年9月時点でイタリア大使館・領事館の館員とその家族

    ファシスト少女フランチェスカちゃんのゆくえ - 虚構の皇国
  • 軍歌ヱホン「父よあなたは強かつた」 - 虚構の皇国

    ジャンク品としてタダ同然の値段で入手した『軍歌ヱホン 父よあなたは強かつた』(春江堂、昭和15年)をアップします。『世界軍歌全集』刊行奉祝翼賛企画でありますw 春江堂の「軍歌ヱホン」シリーズに収められているのですが、この曲は正確には戦時歌謡と呼ぶべきなのかもしれません。朝日新聞が一般公募した歌であるとか、もうみなさんご承知でしょうからくどくど書きません。戦死した父を想う歌詞ですが、絵として展開されると、銃後と前線の情景が時空を飛び越えて並列されて描き出され、その情景のギャップに感動を呼び起こすような仕掛けになっています。最後は、《桜の靖国神社》→《遊就館》→《忠霊塔》というお約束の流れになっています。 で、特筆すべきなのは春江堂のこのシリーズお得意の「はみだし欄」にある“一行説教”なのであります。 ・お母様への言葉――お子様にかう話して下さい。貴方達のお父様はお強いのです。お国の為に立派

    軍歌ヱホン「父よあなたは強かつた」 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2011/11/28
    のオレってかっこいい皮肉屋自任といなされ具合が
  • 引き揚げられた伊第三三号潜水艦の写真 - 虚構の皇国

    吉村昭『総員起シ』に描かれている、悲劇の潜水艦伊第三三号。詳しくはWikipediaの当該記事を参照されたい。訓練中に沈没し、多数の犠牲者を出したこの呪われた潜水艦の最後の姿が、解体現場となった日立造船因島工場の関係者によって記録されていた。広島出身の友人の教えてもらったのだが、なかなか感慨深いので、備忘録として掲載します。 以下、悲運の伊33号潜水艦 三庄ドックでの最期の姿 読者から寄せられた写真 ( せとうちタイムズ )から引用。 いずれも撮影は昭和28年8月、とある。 撮影現場となったドックは、すでに埋め立てられてその痕跡も失われている。>>現場付近の航空写真 総員起シ (文春文庫) 作者: 吉村昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1980/12/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る

    引き揚げられた伊第三三号潜水艦の写真 - 虚構の皇国
    maturi
    maturi 2011/10/25
    ”住友重機械工業浦賀造船所となり、2003年に閉鎖され” そうだったのか…
  • 樋口健二さんの書籍を今すぐ再版すべき - 虚構の皇国

    知り合いの書店員さんから電話がかかってきた。「原発問題でフェアをやろうと思うんだが、読み物というよりも目で見てわかるようなものないかな?」。 迷わず、樋口健二さんの写真集を推薦した。私、この人のファンなんです。で、この機会に調べてみると、この不世出のフォト・ジャーナリストの作品は、入手するのが難しくなっていることがわかった。 今、手に入るもの 樋口健二報道写真集成―日列島’66‐’05 作者: 樋口健二出版社/メーカー: こぶし書房発売日: 2005/07メディア: 大型 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る 私も持っています。著者の40年にわたる活動を集大成した一冊で、もちろん原発・原発被曝労働者・核燃料再処理工場それから原発建設予定地の写真まで入っています。その他にも四日市公害とか毒ガス島とか。写真で見る戦後日人間破壊史ですね。 はじまりの場所―日の沸点 作者

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    maturi 2011/04/12
  • 今だから読みたい原子力関係の2冊 - 虚構の皇国

    財団法人日原子力文化振興財団という香ばしい団体がある。 当団体のWEBサイトによると 日原子力文化振興財団は、原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を行い、その必要性についての認識を高め、原子力が明るい文化社会の形成に寄与することを目的として、昭和44年(1969年)7月に設立されました。 地球環境への負荷の小さいエネルギーである原子力に、国民の積極的な支持と協力を得るためには、きわめて幅広く、かつ多岐にわたる活動が求められます。当財団は、発足以来、設立の趣旨にのっとり、多種多様な事業を展開し、原子力への理解を深め、不安や疑問を払拭していただくための努力を続けてまいりました。 ――なのだそうで、「原子力文化」なる特異な概念を駆使しつつ、いろいろと不思議な活動を続けている。こんな財団法人はいつ無くなってもおかしくないので、今のうちに入手しておくべき同団体の出版物を2冊紹介します。 原子力

    今だから読みたい原子力関係の2冊 - 虚構の皇国