ヨハネス・レダラッハ氏(33)はキリスト教福音派の信者。同氏は18日、NZZ・アム・ゾンターク紙のインタビューで「人々が胎児の命より、女性の選択の権利の方が価値が高いというのであれば理解する。だが、私には私なりの意見があるということを理解してほしい。私が異なる意見を持ってもいいはずだ」と語った。 ボイコットのきっかけとなったのが昨年9月、ドイツ語圏の日刊紙ターゲス・アンツァイガーが出した記事だ。記事では前CEOのユルグ・レダラッハ氏がチューリヒで行われた中絶反対デモ「March for life外部リンク」主催団体の役員で、同性婚などに反対するキリスト教団体外部リンクの役員も長年務めているという実態を報じた。息子で現CEOのヨハネス・レダラッハ氏もまた、「March for life」主催団体代表で保守系右派の政治家ダニエル・レグリ氏をサポートするなど「カエルの子はカエル」と指摘した。 こ