過日、震災に関してひとつの記事が載っていました(※URLを紛失してしまいました。ご教授頂けると助かります)。記事というのも気が引けるくらい、ありふれた言い回しのものです。 「井戸の水が引いたのを見て逃げた。すぐ後で津波が来た」 言えることは、これが死を招き得る代物だ、ということです。 記事が嘘だ、と言っているわけではありません。井戸の水が引いたのも本当でしょうし、逃げて無事だったことも事実なのでしょう。 けれども、こうも考えられないでしょうか。 「井戸の水が引いていない、と安心して避難しなかった人は生き残らない」 生き残らない、というのは、単に居合わせた人々が亡くなるというだけではありません。水が引かず、安心したまま被災したとします。そして生き延びたとしても、TVもラジオも無かった100年前ならいざ知らず、後々で「井戸の水は引かなかった」とこぼすでしょうか。同様に、井戸の水が引いて逃げたと
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