本記事では、スパイダーマンで使われて再脚光を浴びているインテリアマッピングの手法について解説してみたいと思います。 インテリアマッピングとは文字通りビルの壁面などに格子状に表示される室内の様子をモデルではなくマテリアルで描画しようというもので、壁、床、天井ごとにテクスチャを用意して、それを実際に壁があるかのようにマテリアル上でレイキャスト計算してピクセルを描画します。 技術自体は結構昔からあるようで、UnrealEngine4でも2014年にフォーラムにStefanderさんが実装例を投稿してくださっています。 forums.unrealengine.com ただ投稿自体に解説記事がなくフォーラムのやりとりも英語なので、今回はこの実装について簡単な解説を書くことにしました。 実行環境をそろえていただくため、上記フォーラムの最初の書き込みからInteriorMapping.rarをダウンロー
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