ゲームにインスパイアされたキャラクターや風景をキャンバスに描き、国内外から高い評価を得ているJNTHED(ジェイエヌティーヘッド)さん。以前はCG技術を用いた作品をインターネット上で発表していましたが、現在では現代美術家・村上隆氏率いる「カイカイキキ」に所属し、アナログのキャンバスに向かって作品を制作しています。デジタルの人気絵師が、なぜアナログ手法を用いる画家になり得えたのか。見る者を視線の迷路に迷い込ませるキュビスム的な作風の意外なルーツも含め、JNTHEDさんにお話を伺いました。 テキスト:宮崎智之(プレスラボ) 撮影:CINRA編集部 JNTHED(ジェイエヌティーヘッド) 1980年、東京都生まれ埼玉県育ち。幼少からゲームに親しみ、高校生の頃からオンライン上でCG作品を発表。専門学校に進学後、ゲーム会社にデザイナーとして就職し、2011年から「カイカイキキ」所属のアーティストとな