この記事を見ているあなたは「OpenGL ES」という単語を聞いたことがあるでしょうか? OpenGL ESは、組み込み機器で3Dを扱うためのライブラリです。ゲームやコンピュータのUIといった、主に「リアルタイムで3D空間を表示する」必要がある分野で広く利用されています*1。AndroidやiOSといったモバイル機器のほか、PlayStation3やPlayStation Vitaなどのゲーム機で採用されている、まさにマルチプラットフォームのライブラリです。 そんな「スゴイ」ライブラリのOpenGL ESですが、泣き所はそのとっつきにくさです。筆者の周りでは、「わかりやすいなコイツ!!」「取っ付きやすいぜ、ベイビー!」とか言いながらOpenGL ESを触っている人を見たことがありません。「なんだかよくわからなさそう」「難しそう」と思われるでしょうか? いえ、そんなことはありません! むしろ
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