坂井精機が開発したプラモデルを持つ、坂井良宏さん扮するスーパー・ササダンゴ・マシン。「自社の技術をPRするツールにもなる」=新潟市東区 新潟市東区の金型メーカー坂井精機は、社長の坂井良宏さん(45)が扮(ふん)する覆面プロレスラー「スーパー・ササダンゴ・マシン」のプラモデルを発売した。新型コロナウイルス禍で受注が落ち込む中、社運を懸けて開発。「ウイルス禍の『負け』を取り戻すべく、挑戦し続けたい」と意気込んでいる。 プラモは12分の1スケールで高さ約15センチ。100個以上のパーツを緑や紫など6色で成形し、マスクやウエアの細かなカラーリングを再現した。関節12カ所が動く本格的な作りで、好きなポーズで飾ることができる。 坂井さんは「接着剤なしでもカチッとはまる。金型メーカーだからこそできる『過剰品質』」と仕上がりに胸を張る。 ▽多彩な経歴と技術力の融合 社長自身をプラモにする-。ユニークなプロ