2024年3月4日のブックマーク (2件)

  • AIとのおしゃべりが持つ社会的意味

    Shank et al. 2019より インタビューの結果からShankらは、人間がAIに対して心を持っているように知覚する条件には3つあると述べている。1点目は、AIがその時々の技術に対する期待を超えるような反応を見せること。この場合、人々は失望よりは驚きを見せることが多い。2点目は、AIが社会的な役割を担うこと。この場合に人々は、AI当に何らかの心を持っているように感じ、驚いたり不安を感じたりするという。Shankらは、AIが社会的な役割を担っていると感じることが、より強い反応を引き出していると分析している。3点目は、AIを擬人化することだ。つまり、AIが人間のような心を持っているのだと知覚することで、さらに強い心理的反応が見られるというのである。 もちろんデータとなっているインタビューは統制されたものではないし、その意味では個人の感想の寄せ集めだとも言える。とはいえ、「AIが心を

    AIとのおしゃべりが持つ社会的意味
  • 難航した救援 能登地震発生から2カ月、自衛隊が果たした役割は――派遣を担当する参事官が明かす(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

    1月1日に発生した能登半島地震は特殊な地勢に加え、道路が破損し土砂崩れで寸断が生じるなど救援活動は難航した。発生から約2カ月経った今も自衛隊は活動を行っている。災害派遣された自衛隊に対し、ネット上では「なぜもっと大量に投入しないのか」「逐次投入だ」といった批判の声も見られたが、どのような方針で救助態勢を敷き、どのような活動をしたのか。東日大震災や熊地震との状況の違いは。自衛隊の災害対応を担当する防衛省参事官に話を聞いた。(文・写真:ジャーナリスト・小川匡則/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「過去の大災害のときと比べても、能登半島地震はものすごく素早い対処ができたと感じています」 こう語るのは、防衛省統合幕僚監部の田中登参事官だ。能登半島地震を受けて、自衛隊派遣のために奔走した一人である。対外調整がメインの仕事で、統合幕僚長に状況を報告し、それに対する指示をもらい、現場に

    難航した救援 能登地震発生から2カ月、自衛隊が果たした役割は――派遣を担当する参事官が明かす(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)