カフェなどでノートPCを使っていて、それがたとえオフラインであっても、パスワードを含む個人情報を盗まれる可能性があることが話題になっています。 PCやスマートフォン本体、つまりハードウェアから放出される電磁波、音など「Side-channel signals」を外部から傍受することは可能であり、それらを解析することで中身を知ることもできてしまう可能性があります。 そんな些細な信号からでさえ、後述のように、PCのパスワードを読み取ることが可能のようです。また、特にスマートフォンはこうしたスパイ活動に一層脆弱である可能性があるとされています。 Side-channel signals攻撃の例 今回の米ジョージア工科大学のAlenka Zajic氏らの研究では、こうした危険を防ぐための、設計時に必要な指標「SAVAT(Signal Available to Attacker)」を提案したというも