夜、最後に見たメールがいけなかった。 あれはやはり夜、読むべきではなかった。 届いているメールの中からそれを見つけ出して、 そうかなー そうかなー 怖いなー 怖いなー と思いながら読んでしまって、暗い気持ちになってしまった。 [広告] いくつになっても、どんなに強くなったと思っても、悪い話には多かれ少なかれ衝撃を受ける。特にメールは相手の真意を、ほんとうのところの真意をはかりかねて、ただ衝撃だけをうける。 別れのメールだったり あなたはいらないよ、というメールだったり 失敗をなじるメールだったり。 そういうものは、論理的に対処のしようがないから、ぐるぐると考えてしまう。リアクションが必要なのかどうなのかもわからないから、ぐるぐると同じところを回りつつ、ただただ自分が嫌になってしまう。 さぁ、寝よう! と思っている夜に読むんじゃなかった。 読むのは朝でよかったのに。 眠れなくなってしまうかも