『海猿』、『ブラックジャックによろしく』などを執筆する人気漫画家 佐藤秀峰氏。インタビュー前編では、「デジタルはひとつの画材」と語った佐藤氏に、自身のこれからの創作のあり方、新しい作品発表の形、漫画出版業界のあり方など、様々な話を訊いた。 新しい仕組みを作りたい 佐藤秀峰 1973年生まれ。北海道出身。漫画家。代表作に『海猿』、『ブラックジャックによろしく』など。現在は『新ブラックジャックによろしく』、『特攻の島』を雑誌連載中。『漫画 on Web』にて過去の作品の有料配信や直筆イラストの販売、USTREAMによる作画生中継など、斬新な取り組みを行う ――「アナログで仕上げるのは、今連載を手掛けている作品が最後になる」とのことですが、これから、佐藤さんはどのように作品を読者に届けようと試みていくのでしょうか? 佐藤秀峰(以下、佐藤)「『漫画 on Web』というサイトをオープンして、そこを
ソ二ー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社が、まずは7月1日にも電子書籍配信事業の「事業企画会社」を設立する。その後、年内を目途にデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築・運営する「事業会社」へ移行するとともに、サービスをスタートさせる。取り扱うコンテンツは書籍、雑誌、コミック、新聞が中心。 4社は同事業の立ち上げにあたり、他企業の参加も広く呼びかけている。「事業企画会社」の資本金と資本準備金は3000万円(うち1500万円が資本金)。出資比率は各社25%。 日本電子書籍出版社協会の野間省伸代表理事(講談社副社長)が設立趣旨に賛同するコメントを寄せているほか、小学館や集英社などの出版社も設立趣旨に賛同しているという。
欧米で電子書籍ビジネスを展開してきたソニーは27日、同社の電子書籍専用端末「リーダー」の新しい商品を、日本国内で、年内に発売すると発表した。KDDIも専用端末を開発する意思を明らかにした。この日、両社と凸版印刷、朝日新聞社がそろって記者会見。7月1日をめどに、4社で電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立することも発表した。電子出版物への関心が世界的に高まる中、日本でも本格的な電子書籍端末時代の幕が開き、一気に市場が広がりそうだ。 会見で米ソニー・エレクトロニクス社の野口不二夫上級副社長は「これまでのノウハウを生かし、この(事業企画)会社と共にマーケットを作りたい。出版や印刷は歴史が長く、電子化は文化の継承と考える。ビジネスだけでなく文化的価値を意識しながら日本の新しい電子書籍配信システムを作りたい」とあいさつした。新商品の性能など詳細には触れなかった。日本以外の数カ国でも発売する。
アップルのタブレット型端末「iPad」の発売を28日に控え、電子書籍市場が大きく盛り上がっている。これまでも電子書籍は提供されてきたが、iPadの登場でそれが加速し、日本における「電子書籍元年」になると見られている。これに対してソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は27日、電子書籍の配信に関して協業し、事業企画会社を設立して共同で事業を行うと発表した。今年中にもサービスを開始する意向だ。 会見に参加した4社の代表。左から朝日新聞社・和気靖氏、凸版印刷・前田幸夫氏、Sony Electronics・野口不二夫氏、KDDI・高橋誠氏 設立される事業企画会社は、書籍、コミック、雑誌、新聞などのデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築、運営するのが目的。出版社や新聞社らが持つコンテンツの収集、電子化、管理、販売、配信、プロモーションを行い、さらにそれらのシステムの企画、開発、
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