クリックして拡大する東日本大震災遺児育英資金(仮称)の設立で会見する、左から福原賢一・ベネッセホールディングス副社長、小柴昌俊・ノーベル賞受賞・平成基礎科学財団理事長、安藤忠雄・建築家、柳井正・ファーストリテイリングス社長=18日午後、東京都千代田区(瀧誠四郎撮影) 東日本大震災で親をなくした震災遺児たちの学資を援助するため、建築家の安藤忠雄さんらが「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」を立ち上げ、18日に東京都千代田区の文部科学省で記者会見した。 同育英会では毎年1万円を10年間募金してくれる人を1万人募り、総額10億円を集めることを目標に掲げる。資金は小学校から高校卒業までの期間を対象に、岩手、宮城、福島3県の遺児らに給付される。安藤さんの呼びかけで、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長やノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊さんらが発起人に名前を連ねた。 同育英会は平成7年に発生し