インドで体外受精が最初に行われたのは今から40年ほど前である。インド社会では子どもがいない夫婦への社会的プレッシャーが大きいといわれ、体外受精を扱うクリニックはインドの地方都市にまで一気に広がり、不妊治療は一種のブームとなってきた。しかし超高齢でも望めば妊娠出産が可能になっている現在、その倫理観が問われている。実際に高齢で出産した人々の声を拾うことで、その厳しい現実がみえてきた。 2008年、70歳で出産し世間を騒がせたRajo Devi Lohan(ラジョ・デヴィ・ロハン)さんは、現在78歳。出産後は子宮破裂、癌、潰瘍などに苦しみ、これまで3回もの手術や化学療法に耐えてきた。しかし未だに体調は優れず、胃痛に悩まされている。 「不妊治療の際、高齢出産後に起こり得る危険性について、私の担当医からは一切の説明がありませんでした。私も子どもを産むことが自分の身体に与える影響について、真剣に考えて
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